最近の記事で上海のスターバックスにもやっと無料の無線LANが入ったと書きました。その後、何店舗かのスタバを利用しましたが無料の無線LANは見つかりません。どうやら、かなり限定的、あるいはテスト的な運用のようです。
その時のもう一つの発見はCMCC-StarbucksというSSIDの存在でした。以前から上海のスタバ にはChinaNetという無線LANが飛んでいました。これは中国電信のサービスで、予め申し込みが必要です。そのため面倒で試すことさえありませんでした。CMCCは中国移動のサービスで中国移動の携帯電話番号さえ持っていれば、その場でパスワードを取得して使用することが出来ます。
[ 使用方法 ]
CMCCあるいはスタバならばCMCC-StarbucksというSSIDに接続してWebブラウザーを開くと詳しい説明が表示されます。簡単に手順を書 いておくと中国移動の番号の入った携帯電話からSQWLANという文字列をSMSで10086に送ると折り返しパスワードが送られてきます(プリペイドの神州行でも大丈夫でした)。後は携帯電話の電話番号とこのパスワードでログインするだけです。料金は0.05元/分で携帯電話料金として課金されます。以前、よく使っていた頃よりかなりお得に なっています。 一時間接続しても3元なので、ほとんど気にならない値段です。先のページにも記載されていますがSMSで定額メニューに申し込むことも出来ます。最低が月 30元で15時間の利用ですから、毎月コンスタントに10時間以上使用する場合は定額メニューを申し込んだ方が良いでしょう。

親切なのは、キャプチャーにもあるように現在の接続時間に加えて定額メニューの残り時間が表示されるようになっているところです。このあたり中国移動のサービスは割としっかりしている印象があります。
使用が終わったら下线というボタンを押して切断します。
スピードは、今回試した限りではあまり速くはありませんでした。極端に言えばEDGEで接続するよりはマシといった程度です。以前、よく使っていたころは、かなり速度的には満足していたので、また別の機会に試してみたいと思います。
[ 日本のサービスのローミングもある ]

ログイン画面の下の方を見るとRoaming Visitor Loginという文字が見えます。プロバイダーのリストを見るとお馴染みのiPassや各国のサービスに加えてNTT ComunicationsやNTT DoCoMoの文字が見えます。私はいずれのサービスも日本で使用していないので詳細は分かりませんが簡単に使用できそうですね。
今日から中国联通、China Unicom W-CDMAのテスト営業が始まりました。9月30日まで中国全土55の都市でW-CDMAがテスト的な営業活動が行われます。
期待をこめてプリペイドSIMの如意通を用意していましたが、残念ながら3G電波はつかんでいません。どうも、専用契約したものでないと駄目みたいです。テスト中にいくらか 試す事が出来たのでSIMにかけた費用ぐらいは楽しませてもらったような気はします。
China Unicomの正式な3G紹介ページには一切従来の電話番号からの変更については書いて無いようです。ということは今のところ新たな番号を取得するしかないという事でしょう。山根さんは中国移動のTD-SCDMAみたいにテスト期間が終わったら従来のユーザーに開放される可能性も指摘されていました。
現行の料金体系を見ると、なかなか普及しないのではないかと思いました。ざっと見た感じ(中国語が今ひとつ理解出来ていない部分もありますので、話半分で読んでくださいね)では以下のような感じです。
一般的な契約の最低価格の套餐が186元、通話510分、テレビ電話20分加えて音楽などメディアのダウンロードが20本、ニュースなどの文字情報が40本、データ通信60MBが含まれます。
データ通信専用の最低価格の套餐は150元、3GBとなっています。
その他にも選択可能メニューがあって、例えば20元で150MB、50元で500MBデータなどというものもあります。ただし、これと組み合わせるべき契約が今ひとつ分かりません。どうも回線の基本料が50元(これも高いなぁ)みたいなので、最低限これは必要でしょう。
なかなか金額的には厳しいものがありますね。とくにGSMの回線維持に必要な金額と比べると一般の人が直ぐにW-CDMAに移行することは無いと思えます。逆に言えば、このままではユーザーが伸びないので、もうすこしユーザーに優しい料金体系に見直されることを期待したいです。

広州や北京のスタバには以前から無料で使用出来る無線LANが導入されていたのに上海のスタバには有料の無線LAN電波しか飛んでいないのが、とても残念でした。
今日、たまた入ったスタバで”Starbucks Coffee Free…”の文字をiPod Touchの設定画面に見つけました。
接続しwebページを開くと使用条件に同意を求める画面が出ます。「我同意/I agree」ボタンを押すと、後は普通に使えます。使用出来るプロトコルに制限があるかどうかは分かりませんがweb以外にもIMAPによるメール・サーバーへの接続やTwitter APIは動いていました。ただし速度はあまり速くはありません。残念ながらスピード・テストを行おうとしていたら、いつの間にか接続出来なくなってしまいました。
詳しいことは分かりませんが、以前はChinaNetというのがスタバで何時も見えていましたがCMCC-StarbucksなどというSSIDも見えています。これは中国移動がやっている無線LANです。何かしらChinaNetの独占契約みたいなのが切れて、色々と自由になったのかもしれません。
ちょっと勘ぐると有料と無料の無線LANが並行して導入されているということは、無料版は速度などを絞っている可能性があるということです。また、どこかのスタバで色々と試してみたいと思います。
追記) 別の店舗(水城路, 虹橋路近く)で調べて見たところ今まで通りChinaNetしか飛んでいませんでした。今の所、特定の店舗だけなのかもしれません。無料無線LANがあった店舗は、コメントにも頂いている通り地下鉄の中山公園駅から龍之夢に入った所にある地下店舗です。
しばらくの間、日本の携帯電話のローミングは 3Gになるものの UnicomのSIMでは3Gが使えない状態が続いていました。電波も弱くてローミングの携帯電話もアンテナが全部立つことが無かったです。
今日の午後から、電波も強くなり再びUnicom SIMで3Gが使えるようになりました。そこで以前から試してみたかったMacBookでの接続テストを行いました。使用したのはb-mobile 3GのUSBモデムです。何時もの http://www.linkwan.net/ で試してみるとダウンロードが 641Kbpsも出ています。ほんの一年半前の我が家のADSLの速度より速いです。
色々と試してみるとEDGEなど比べものにならない快適さです。念のため色々なサイトでスピードを計測してみました。 http://www.speedtest.net/ というところで横浜のサーバーを使用して 0.69Mb/sと表示されたので、上の数字に間違いは無いのでしょう。

比較のためEDGEで接続し直してスピードテストを行ったところ67Kbpsしか出ていませんでした。10倍も違えば快適に思えるのも当然ですね。願わくば現在の調子が正式な開業後も続くことです。
懸念であった課金問題ですが残額を調べてもテスト前と後で変わっていませんので、おそらくは定額内として扱われているようです。課金情報に遅れがあるかもしれないので、明日の朝、残額の再確認を予定しています。
MacBookで色々試してみたら、データ量はあっというまに10MBを超えました。現在の20元の定額枠、パソコンで遊んでしまうとあっという間に使い切ってしまいそうです。ちょっと作戦の見直しが必要なようです。
コメントにて上海でも3G接続が出来たとの最初のご報告がShu!さんから金曜日に入りました。その後も他の方からの虹橋地区での接続報告が相次ぐなか、我が家(虹橋空港近く、虹橋地区の隣町)では接続できずやきもきしていましたが、やっと本日接続可能になりました。と言いつつ手元のE90を見ると3G接続切れています^^;
まだ体感速度を語れるほど試せていません。とり急ぎ定番のスピードテストの結果です。キャプチャー画面は接続が切れた状態なので左上に3Gと表示されていますが、接続中は3.5Gでした。3回試して2回は210Kbpsを超えました。HSDPAとしては、どうかと思いますが同じサイトでEDGEだと100Kbpsも出ないので十分に速くなっています。
PCで接続すれば体感速度等が良く分かるのですが、本日は時間が無くて断念しました。後日改めてテスト予定です。
私のE90はプリペイドの如意通を入れてテストしています。 家内の5800XMにはポストペイのUnicom SIMが入っているので、そちらも3G接続にしてテレビ電話を試してみました。ところが相手の機器がテレビ電話をサポートしていないというメッセージが出てしまい不可能でした。これは、また時間をおいてテストしてみようと思います。
追記)Networkをdual modeにするとGSMに行ってしまいます。テストはUMTSのみを選択するようにしておこないました。
私の観測状況は未だ変わりませんが、同志からのタレコミがありました。
上海の浦東空港にほど近い南汇という場所にてunicomの3Gを捉えたということです。この同志は未だunicomのSIMは使用していません。日本のdocomoのSIMを使用したローミングで電話機をUMTSオンリーにしてunicomの電波で通話も可能であったとのことです。
今日は、上海市内を虹橋、静安寺、陆家嘴と移動していますが3Gのマークすら見えていません。人口の少ないところからテストしているのか浦東国際空港がテスト対象エリアなのか、いずれにしても田舎住まいがうらやましいです 🙂 >某同志
追記) 自宅でもソフトバンクの705NKをWCDMAのみのモードにしてローミングでの使用が可能でした。 南汇に限った話ではなく、そういうモードで3G電波が飛んでいるようです。ちなみに705NKのネットワーク設定をAutomaticにするとEDGEマークが出るので2Gになるようです。
追記2) コメントにて新たなタレコミがありました。大連にて上海の如意通SIMでW-CDMAの電波をつかんだそうです。安定はしていなかったそうですが、すばらしいです。詳しくはコメントを参照ください。
StarDictは気軽に辞書を使おうというプロジェクトでライトな辞書データが各種そろっています。学習目的だと品詞がちゃんと書いてあったり文例が豊富な有名どころの辞書が必要ですが、ちょっと意味が知りたい程度だと動きが軽い方が良いとも言えます。そんな目的にかなったフリー辞書がStarDictには揃っています。
StarDictの辞書ページには多数の辞書があるので、どれを試すべきか迷ってしまうかもしれません。iPhone向けのStarDict辞書ビューワーptsDictのテストのために幾つかの辞書を試してみましたので、ちょっと良さそうな辞書をいくつか紹介しておきます。主観ですし長期間使い込んだわけでもないので、参考までということでお願いします。
英和辞書
EJ-GENE95 語数57369,単純に訳語が出てくるだけですが簡潔で分かりやすいです。
和英辞書
EDICT 語数112867,日本語の読み、品詞、英語が簡潔に並んでいます。語彙はかなり豊富な感じです。
シソーラス
English Thesaurus 語数20003, あまりシソーラスを使わないので本当の善し悪しは分かりません、出力された画面の雰囲気だけです。逆に言うと試してみた他のシソーラスは読みにくかったです。
ライフサイエンス辞書
Japanese/English Life Science Dictionary 語数34286,専門分野ではないので評価が難しいのですが、検索した感じは良かったです。こういう専門分野の辞書もあるという一例として書いておきます。
中英・英中書辞
朗道汉英字典5.0 語数405719
朗道英汉字典5.0 語数435468
日中・中日辞書で適当なものが見つからなかったので中国語と英語の辞書を紹介しておきます。かなり実用的な内容の辞書と思います。
この公式StarDictのサイト以外にもbabylonという辞書をStarDict形式に変換したもの(?)を掲載しているサイトもあります。結構良い辞書もあるのですが、何か権利的に怪しげなものも多いので、ここでは紹介するのは止めておきます。

ネット上のニュースによるとUnicomのW-CDMAの運用開始は5月17日の世界電気通信記念日です(ちなみに上海でEDGEが開始日も2007年5月17日でした)。各サイトのニュースによると4月17日までにネットワークの設備が完成し、一部地域では試験的な運用も開始されるとのことでした。
ということで、我が家でもW-CDMAが掴めないかと試してみました。USBモデムMF626(b-mobile 3Gのもの)をMac OS Xに装着してネットワークの手動設定を行う画面を出したのが上のキャプチャーです。何かしら3Gの電波が見えているようです。ただし実際には使用出来ません。同様にNokia E90でNetwork/Manualでoperatorを表示すると3G中国联通と表示されますが、選択すると実際はGSMという状況になっています。何時使えるようになるか分からないので、これから毎日観測が欠かせません。:)

上海もだんだんと春の気配が感じられるようになり、軽装で出かけることが多くなりました。冬場は、たくさんポケットがあったので問題有りませんが、軽装になるとモバイル機器の持ち運びに困ります。
で、モバイル向けのバッグを買いました。ショルダーベルトもありますが、ベルトに付けてウエストバックとして使う予定です。本体の容量は十分ですがポケットが小さかったかと(それでもiPhoneなら入りそう)、やや後悔。他の買い物のついでであったのと値段が70元(最初の提示価格は150元です)なので、まぁ仕方なしです。
電脳中心買物隊にある「博士の愛したモバイルバッグ」にはとても及ばないですが、この夏はこれで乗り切るつもりです。
所用でChina Unicomのオフィスに行った際にGPRSデータ通信の定額メニューを見ると結構お値打ちな価格に成っていました。もしかすると移動通信も対抗して値下げしているかもとホームページを調べてみると今年からデータ通信定額メニューが変更になっていました。詳しいことはリンク先の表を見ていただくとして私的注目ポイントだけ書いておきます。
昨年10月にブログに書いたときは20元、50MBのプランで如何に過ごすかとということを書きました。そのままの契約でデータ量が150MBに増えていました。なんと三倍です。太っ腹だなぁ。
もう一つの注目ポイントは、以前は20元の上は100元(当時は800MB)のメニューしか無かったのですが、今回は50元で500MBというプランが出来たことです。
私の使い方だと20元メニューで十分な感じです。ちょっと贅沢に使ってみてオーバーするようなら50元にしてみます。100元、2GBはEDGEのスピードではかなり使い込まないと必要なさそうです。