以前、上海の壁越え・アンドロイド同志からGoogle Nowをアクティベートする方法を教えてもらいました。小米5 Xiaomi Mi5にGlobal ROMを焼いて初期化する際にやっと自分で試すことが出来たので、手順を紹介したいと思います。
何らかの壁超え手段を用いてもGoogle Nowを中国から最初に立ち上げる時に、お住まいの国ではサポートされていませんと言われて動かす事が出来ません。それを何とか中国から初期化しようという話です。一度、初期化が完了すれば中国からもGoogle Nowは使用することが出来ます。
中国からGoogleのサービスを使用するためには、まずはVPN等で中国外へ接続する手段が必要です。後はAndroid端末自体に本当の位置を悟られる前にGoogle Nowを立ち上げれば良いということです。
私の行った手順です。まずAndroid端末を初期化する前にSIMカードを抜きました。中国のSIMカードが入っているとそれだけでアウトです。Androidの設定中に位置情報を利用するかどうかを聞かれますので、利用しないようにします。これは後から位置情報を使用するよに再設定可能です。VPNなどを使用して壁超えを行いGoogleアカウントを設定します。Play StoreからGoogle Nowを導入して初期化が終われば完了です。後はSIMを刺しても位置情報を活用しても構いません。
Note2: Global ROMの公開は現在中止されている模様です。一方で中国版は何度もバージョンが上がっているので、何かしらバグが有って落ち着くまでGlobal ROMが出てこないのかもしれません。早期の再公開をのぞみます。(2016/04/25)
Note3: Developer版のGlobal ROMだけ公開されました。Stable版はまだです。(2016/06/01)
Note4: やっとGlobal ROM Stableの公開が再開されました。V7.3.5.0です。(2016/06/03)
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Note: 以下の情報はChina ROM, Global ROMともMIUI verison 7.2.4.0で試したものです。
昨日、失敗の報告をここに書いた後で「BootloaderがLockされたMi5に公式Fastboot ROMを入れる」という掲示板のスレッドを見つけました。手順としては最初に試した方法のひとつとほとんど変わりませんが、ここまで確信を持って書かれているを見て再度試してみることにしました。
詳しい手順は先の掲示板を見て頂くとして、気がついたことだけを書いておきます。
上のリンク先にこの手順の危険性について朱書きで大きく書かれています。こういった手順すべてに言えることですがメーカー保証外の自己責任での実行になりますので予め承知ください。
必要なのは64bitモードで動くWindowsです。わたしの場合はMax OS Xを使用していますのでParallels下のWindows 10を使用しました。ROMイメージは拡張子tgzなFastboot用の物を使用します。小米のファームウェア・サイトから普通にダウンロードするものは拡張子がzipで、これはRecovery手順用です。このFastboot ROMイメージをMiFlashというプログラムを使用してMi5に書き込みます。Fastboot ROM, MiFlashともダウンロード・リンクが掲示板に書かれています。またEDLモードというのを使用することによりBootloaderがLockされたままでもファームウェアの書き込みが出来るということらしいです。
掲示板にはドライバーの導入でややこしい手順が書かれていますが、わたしの場合はMiFlash導入時に素直にドライバーが入りました。
Fastboot ROMはtgzを解凍しておきます。
Mi5本体をEDLモードに入れるのは既にadbが導入されているMac OS Xから行いました。
手順通りにFlashを実行すると”Missed Hello Packet, try to recover”というエラーになりました。まったく書き込みは行われていない状態です。これは最初に試した時も同じでした。何が原因かは分かりませんが、USBケーブルを一度抜き差し後、MiFlashのRefresh/Flash allで書き込みが始まりました。
掲示板の説明では自動的にrebootが行われるようでしたが30分以上待っても何も起こりませんでした。パワーボタンの長押しでrebootさせるとGlobal ROMの初期化画面になり無事起動に成功しました。初期化画面では沢山の言語を選択出来ますが残念ながら日本語はありませんでした。
[ Global ROMにして良かったこと ]
– Googleサービスが普通に使える。China ROM + Google Installerでも概ね大丈夫でしたが、わたしの場合はGoogle Photosのバックアップがうまく行きませんでした。その他、細かな不具合があって何度も再構築しました。
– Morelocale 2で日本語にすると、China ROMの時よりはマシな日本語フォントになる。
– アプリケーション導入用のリンクがPlay Storeになる。China ROMだと小米App Storeに関連付けられていて、しかも変更方法が見つからない。
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Note2: Global ROMの公開は現在中止されている模様です。一方で中国版は何度もバージョンが上がっているので、何かしらバグが有って落ち着くまでGlobal ROMが出てこないのかもしれません。早期の再公開をのぞみます。(2016/04/25)
Note3: Developer版のGlobal ROMだけ公開されました。Stable版はまだです。(2016/06/01)
Note4: Global ROM Stableやっと公開が再開されました。(2016/06/03)
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Note: 以下の情報はChina ROM, Global ROMともMIUI verison 7.2.4.0で試したものです。
4月7日に待望のMi5 Global ROMイメージが公開されました。掲示板の情報でMiFlashで成功した事例を見つけたのでさっそく試してみました。
公式のFlashing Guideには3つ方法が書かれています。第一の方法は本体ストレッじにzipになっているROMイメージファイルをコピーし、本体のプログラムを使用して焼き付ける方法です。これが一番簡単なのですが、ROMイメージを選択したところでファイルがVerify出来ませんと言われて終了してしまいました。
二番目はRecoveryモードを使用する方法で、これにはBootloader unlockが必要です。私の端末はBootloader unlockを行っていないので不可能です。
三番目のfastbootモードを使用する方法もBootloader unlockが必要です。
公式ガイドに無い方法として、EDLモード(adb reboot edl)に入れてMiFlashというWindowsアプリケーションで書き込む方法があります。MiFlashからデバイスし認識出来るのですがFlashを始めると何やらエラーが発生して先に進みません。このあたりをもう少し調査して、また挑戦してみたいです。
ということで一度目のトライは失敗に終わりました。
Bootloader unlockはユーザー毎に申請して許可をもらわないといけません(しかも期間限定らしい)。申請してみましたが、何時になったら返事がくることやら、、、初期の小米は最初からBootloader unlockで出荷されていて自由度が高いのが売りでした。今は逆に少し面倒になったようです。
Dual SIMが4G+3Gで動くことで好評を博しているXiaomi Mi5にGoogleサービスを導入して普段使いにすべく設定しました。実のところ、このブログを書いている時点で既にGolbal ROMが出ているので、そちらを導入した方が手っ取り早いとは思います。他の中華アンドロイドでの応用が出来る可能性もありますので、覚書として手順を書いておきます。
I setup my Mi5 (China ROM) to synchronise with Google calendar and contacts without obtaining root. Let me write only essential items in English. This is just what I did, I am not sure this is the best solution or not. Actually, Mi5 Global ROM is available now. It would be better than this procedure.
今回はルート化せずに使うことを目的としています。ネット情報を探すと直ぐ見つかるように小米のApp StoreからGoogle Installerを導入すると手軽にGoogleアプリケーションを導入することが出来ます。ところがスケジュールとコンタクトを同期することが出来ませんでした。それをどうやって解決するかというのが、この記事の主な目的です。
何が最適解なのかは検証不足ですが、以下の手順で上手く行きました。
[ 使用したアプリケーション ]
小米のApp Storeで”Google”を検索して見つかる中国語版でも同様と思いますが、私はたまたま入手した英語版のGoogle Installer version 2.0を使用しました。以下のリンクから入手可能です。
I used “Google Installer version 2.0” for this process.
http://en.miui.com/thread-233426-1-1.html
[ 私が踏んだ手順 ] – Procedure
- Factory data resetを実行。綺麗な状態から始めたかったからです。
Perfromed “Factory data reset” .
-> Settings/Additional settings/Backup & reset/Factory data reset - Settings/Additional settings/Privacy/Unknowon sources -> On
- Google Installer version 2.0を導入
Install “Google Installer version 2.0”. - Google Installerを実行し画面の支持に従います。この時、ポップアップ画面に対してボタンを押していきますが、ボタンを押す前に1,2分画面を眺めてから押すようにします。さもないと、続けて表れるポップアップを見失ってしまいます。
Follow the “Google Installer” to install multiple modules. You need to press appropriate button on pop-up screen. Before pressing button, please wait one or two minutes, otherwise you will miss following pop-up screens and installation will be failed. - 最後、Google Play Storeの導入が終了したところでGoogle Installerが停止したというエラーが出れば正常に終了です。
After “Google Play Store” installation completion, you will see error message about unexpected Google Installer stop. This is good sign. All installation process was completed. - 次にアプリケーションのパーミッションを手動で設定します。これを行わないとGoogleアカウントの同期設定にカレンダーとコンタクトが出てきません。
- Settings/Installed appsを開きます。
Open Settings/Installed apps. - “Google Calendar Sync”を開き、下の方にあるPermission managerをタップします。
Open “Google Calendar Sync” and tap “Permission manager” in the bottom. - “Read calendar events”をAcceptに設定します。
Set “Accept” to “Read calendar events”. - 同様に”Google Contact Sync”の”Modify and delete contacts”, “Read your contacts”,
“Access accounts on device”をそれぞれAcceptにします。
Do same thing to “Google Contact Sync”. Set Accept to “Modify and delete contacts”, “Read your contacts” .
- Settings/Installed appsを開きます。
- 端末を再起動後、Play Storeを立ち上げてGoogle Accountを設定して終了です。
Reboot the terminal and run Play Store to setup Google account.
実際のところ、細かい不具合が出たりして、何度か同じ手順で何度か再設定を行っています。それでも一部おかしなところが残っています。やはり一番良いのはGlobal ROMに変更することだと思います。
Actually, I still have minor problems on my Mi5. It would be better to use Global ROM, I guess.

初めての小米携帯電話です。最初の小米電話はRedmi(红米)にしようと以前は考えていたのですが、一部の世界で話題のMi5の高配版(ちょっとだけ速いやつ)を入手することにしました。まだ販売が始まったばかりで入手困難な状態です。これは小米やり方でもありますが最初はネットのみの販売で一週間に一度だけ販売します。今のところ、ほぼ秒殺状態です。私自身は2回しか試していません、最初の一回は手順を確認したに留まりましたので実質一度しか試せていませんが、そうそうに諦めて300元ほど余分に支払い転売品を購入しました。本当は黒が欲しかったのですが、それだとさらに500元上乗せです。どうも黒はあまり出荷されていないようです。
設定など色々と書くことがありますが、まずは第一印象的なことを書いておきます。
- とにかくサクサクと動く、今までにない感覚。
- 軽い。すごく軽いというわけでは無いけど、第一印象は軽いでした。
- カメラの起動も速い、連続撮影も携帯電話とは思えないレベル。
小米携帯電話はMIUIが特徴だが独自ランチパッドから別のものに変更出来ないのはいただけない。- MIUIは初めてだが、なんか今ひとつ慣れない気がする。iPhoneみたいに導入したアイコンが全部表示されるタイプ。アイコンを複数まとめて別ページに移動する機能があるのでiPhoneよりは整理が楽。
- ホームボタンが機械式なのもイケていないと思ったが起動中はタッチするだけで反応するので問題なし。加えてフタ付きの専用ケースだと蓋を開くだけでスリープから目覚めるので、まったくボタンを押下する必要がない。
- 指紋認証は良好。
- 日本語ロケールは入っていない。
- 日本語フォントが美しくない。日本語ロケールの無いAndroid携帯電話の常ではあります。
といった感じです。
10年以上前に購入した小型スピーカーJBL on tourを引っ張りだしてきて聴いているうちに、これを何とか無線化出来ないものかと思いました。最初は分解して内部にBT基盤を組み込めたらかっこ良いと思いましたが、分解が難しいのと内部の空間を考えると無理があるので諦めました。といったことをFBに書き込んだ所、TJさんから外付けのブルートゥース・オーディオアダプターがあることを教えてもらいました。
通販サイト淘宝で調べてみると何種類かの製品が見つかりました。据え置きで使用するので、やや高機能なTS-BTAD01というものを試すことにしました。
使い方は簡単です。電源用のUSBケーブルとスピーカーを接続し、端末からBTAD01という名前のブルートゥース機器に接続するだけで音がなります。本体は軽いですが、大きさは想像よりやや大きいものでした。といっても邪魔になるほどではありません。表面にはaptXコーディックのロゴが入っていますが、我が家にaptX対応機器があるのかどうかも知らない状態ですので、その効果のほどは不明です。
さっそくJBL on tourと接続して鳴らしてみると、とてもよい感じです。値段的に較べてはいけないのですが、小米の格安Bluetoothスピーカーとは、まったく次元が異なります。
音声出力はステレオミニプラグだけではなく、同軸ケーブルと光ファイバーも用意されています。せっかくなので光接続でヤマハのAVアンプRX-V473に接続してみました。これも中々良い感じです。もしかするとJBL on tourではなくAVアンプで常用することになるかもです。と、思いましたがRX-V473にはAirPlay機能が搭載されているのでiOS機器で音楽を鳴らす分には必要なしです。
電源もRX-V473のUSB端子から供給してみました。TS-BTAD01付属の電源アダプターは5V2Aのものでしたが、もっと電流値は実測で0.1Aに満たないので、どんなUSB端子からでも気軽に電源を取得できます。
アマゾンでも同じ製品を売っているのを見つけたが、技適マークについては不明。
上海の地下鉄は長らく3G電波しか飛んでいなかったのが4Gが入る路線も出てきて移動中のネットワーク環境が向上中です。加えて、いつの間にか地下鉄車両内で無料の無線LANも使えるようになっていました。
SSID “花生地铁WiFi_测试” がそれです。その次のやつも使えるみたいですが、よくわかりません。花生地铁についてはググると、もといバイドゥると、どうも公式にサービスを提供しているもらしく信用しても良いようです。
接続するとiOSの場合はログイン画面が開くので中国の携帯電話番号を入力するとSMSで認証コードが送られてきます。認証コードを入力するとすぐにネットワークが使えるようになります。一度ログインすると次からはログイン画面は出ますが認証コード無しでログイン出来ますので、手間はかかりません。
Androidの場合は下のような画面が出てアプリケーションの導入を要求されます。
アプリケーションを導入後、やはり中国の携帯電話番号で認証コードをもらい、それを使ってネットワークにログイン出来るようになります。iOS同様、認証コードが必要なのは最初だけです。ネットワークに入るだけなのにアプリケーション使うのも今ひとつですが、アプリケーション自体が情報ポータブルや広告媒体になっているようです。わりと行儀の良いアプリケーションですので問題は無し。ただ、時々接続されているのに無線LANが見つかりましたみたいなアラートがポップアップしてうざい時もあります。
スピードテストではダウンロードが1Mbpsから2Mbpsの間で、今時としては高速とは言えません。しかしながら、通勤時間帯においてもデータの流れが安定しているのでストレスなく使用できます。VPNもつながりますし、かなり快適です。もしかすると、まだ世の中に認知されていなくて、空いているだけかも知れませんけど。
わたしの使う路線での対応しているのは2号線と7号線です。10号線もよく使うのですが、残念ながらまだ未対応です。
またしても小米(Xiaomi)製品のレポートです。これも99元(日本円で1700円ほど)です。
小米の携帯電話用に作られています。そのためマイクとリモコンが装備されていますが、私は主にiPod Touchで使用する予定ですので、ただのステレオ・イヤフォンとして試してみます。
音質は全く問題なし。手持ちの色々なイヤフォンと聴き比べてみましたが遜色無しです。やや低音が強調されている気もします。これも持ち味と考えられば良いでしょう。普段使いしているソニーXBA-10の座を十分に奪うことが出来ます。99元とは、とても信じられない出来栄えです。
ミニジャックから分岐部分までのケーブルはシールドが網状になっていてしなやかさと高級感があります。残念なのは分岐部分のケーブルは安っぽい感じで、ちょっと触ったり襟に当たると大きな擦れ音が耳の中で響きます。これは安価なイヤフォンの宿命とも言える現象ですが、一部に高級なケーブルが使用されていることを考えると少し惜しい気もします。
この擦れ音を回避するためにシュアー掛けをします。分岐部分のケーブルが短めですが、なんとか耳の後ろに回せます。ただし、マイクとリモコン部分が耳の後ろに回ってしまいます。リモコン部分は軽量ですし、もともとリモコンもマイクも使用しないつもりなので問題は有りませんが、やはり惜しい感じがします。
もう少し分岐部分のケーブルを長くするか、あるいは擦れ音が少ないケーブルであれば、さらに満足度が上がること間違いなしです。
すっかり小米(Xiaomi)ファンとなっていしまいました。性懲りもなく小米デバイスのお試しレポートです。今回のブツはブルートゥース・スピーカーです。小米では何種類かの小型スピーカーが提供されていますが、その中でも最も安価な99元(日本円1700円ほど)のヤツを試してみました。
簡単にスペックを列記しておきます。
- 小米方盒子蓝牙音箱 NDZ-03-GB
- Bluetooth 4.0 A2DP AVRCP
- 154.5 x 62 x 25.3mm 228g
- 出力 2.5w x 2
見た目はなかなか奇麗にまとまっています。小型軽量ですので出張用のスピーカーとして活用するつもりです。入力はBluetoothのみと潔いです。USB端子がありますが充電用です。スペックにAVRCPと書かれていますが、電源ボタンにより停止、再生が出来るのみで早送りなどは出来ません。また再接続時に自動的に再生が開始するという、お節介な仕様にもなっています。
音質については99元ですし、多くを求めてはいけません。気軽に鳴らす分には全く問題の無い音です。音質を文字で語るのは難しいですが、小型BluetoothスピーカーであるJBL CLIPと聴き比べると雑な印象があります。それでも小さい割には一生懸命に低音を響かせている感じには好感が持てます。音量もそれなりですが、一人で聞く分には十分すぎる音が鳴ります。
バッテリーの持ちは出力効率40%で音楽を鳴らして10時間と書かれています。実際にテストをしてみました。まずまず大きめの音でニュースを少しと音楽を鳴らし続けて、2日に渡るテストで合計14時間以上使用できました。バッテリーの持ちについては大満足です。
自動的な電源オフなどは行わないようです。偶然、接続待ちのまま放置したとことがありますが24時間以上経過した後に接続して音が鳴り出してびっくりしたこともあります。
アマゾンで見つけた、これが同じものかも。技適は?という疑問もあります。









