仕事で使用しているThinkPad X200s、貸与品にも関わらず勝手にSSDに換装してみました。
元のHDDは160GBをひとつの区画として構成されています。それをSSD 80GBにコピーしようというのが目的です。実際に使用されているのは25GBほどなので容量的には余裕なはずですが、HDD容量が小さくなる場合の手順、あるいはツールはなかなか見つかりません。一ひねり(といっても大した事ではないですが)必要でした。
最初はrobocopyでファイル単位のコピーを試みましたがXPは立ち上がるものの何か足りない様子で一部アプリケーションが上手く動きません。そこでntfscloneによるイメージでのコピーを行うことにしました。ただしntfscloneではパティションが小さくなるようなコピーは出来ません。ということでパティション・サイズの変更も併用してみました。
[ 準備 ]
PartedMagicなSDカード、WinPEなSDカードとWindows XPの起動ディスクです。
SDDはバティションを作ってアクティブ化を行っておきました。また一時的にイメージをコピーするための160GB以上の容量を持つHDDを用意しました。それもパティションを作って置きます。
[ 大きなHDDにイメージ・コピー ]
元々使用していた160GB HDDのパティション・サイズを小さくしても同じことなのですが、流石にオリジナルのHDDを弄ってしまうのは危険なので、たまたま持っていた3.5inchの大きなHDDをUSB接続してイメージ・コピーを行ないました。
イメージ・コピーはPartedMagicに搭載されているClonezillaで行ないました。詳細はケースによって異なるので書きませんが、特別なオプション等は無しで単純にパティションからパティションへのコピーを行ないました。
[ HDDのパティション・サイズを変更 ]
上でイメージ・コピーした先のHDDのパティションを目標であるSSDのサイズより少しだけ小さめなパティション・サイズに変更しました。PartedMagicのGnome Partition Editorでグラフィカルに行えますので、迷うことは無いでしょう。
[ SSDへのイメージ・コピー ]
Clonezillaにて上のHDDからイメージ・コピーを行ないました。
[ SSDのパティション・サイズを調整 ]
Clonezilla (実際はntfsclone)でコビーを行うとコピー先のパティション・サイズが元のパティション・サイズに成ってしまいます。安全を見て上のパティション・サイズの変更でSSDより小さめに設定したところ、SSDのパティション・サイズがそのサイズに成ってしまいました。しかもPartition Editorで見てもHDD上に余っている部分も無い状態で、普通とはちょっと違います。
このままでも使用できますが、少しだけ容量が小さいのがもったいないです。そこで使用したのがPartedMagicに入っているntfsresizeというコマンドライン・ツールです。
ntfsresize -i /dev/sda1 などとしてSSDの本当のデバイスサイズを知ります。それを元に新しいサイズを ntfsresize -s 80025M /dev/sda1 などとしてパティション・サイズを調整します。
[ トラブルシュート ]
SSDに載せ替えてブート出来れば良いのですが、なかなか簡単では有りません。
- BIOSのメッセージでシステムが見つからないと言われる。
恐らくはパティションがアクティブに成っていません。動いているWindowsシステムに接続してディスクの管理にて活性化(アクティブ化)する。もしくはThinkPad本体に内蔵した状態でWinPEにて以下のコマンドを実行する。
- diskpart
- select disk 0
- select partition 1
- active
- exit
- wpeutil shutdown
- Windowsの壁紙は表示されるがデスクトップにアイコンが出ない(パスワードが設定されている場合はログイン画面も出る)。
パティションにC以外のドライブレターが設定されていてユーザーに正しくログイン出来ていないと思われる。ディスクの管理にてパティションのドライブレターを外す。もしくはThinkPad本体に内蔵した状態でWinPEにて以下のコマンドを実行する。
- diskpart
- select disk 0
- select partition 1
- remove
- exit
- wpeutil shutdown
もう一つ現象は確認していませんがWindows XPのリカバリー・コンソールからfixbootコマンドを投入しないといけない場合があります。Windows XPのCDを起動し回復コンソールを立ち上げるのですが残念ながら我が家のXPが古くてThinkPad X200sでは立ち上がりません。今回は他のPCを利用して(白MacBookです)、パティションを確保した後にfixbootを念のために実行しておきました。それが有効であったかどうかは未確認です。
パティションの変更やHDDやパティションのデータをフルバックアップ、コピーを行うフリーなツールPartedMagicを試してみました。Linux上で動くツール類をコンパクトにまとめたブートイメージです。USBメモリーなどからブートして手軽に使用することが出来ます。
ThinkPad X200sのSDカード・スロットからブートするためのセットアップ手順を紹介します。USBメモリーと手順としては同じです。
- SDカード( 128MBあれば大丈夫)をFAT32でフォーマットしアクティブ化して置きます。
- DownloadページからUSB用のパッケージをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを展開しSDカードにコピーします。bootとpmagicという二つのフォルダーがあると思います。
- SYSLINUXのダウンロードページからパッケージをダウンロードします。
- SYSLINUXパッケージを展開しwin32/syslinux.exeを取り出します。
- Windows上で’syslinux -d \boot\syslinux -ma D:’などと実行します(SD cardがドライブD:と仮定)
以上でブータブルなSDカード版PartedMagicの出来上がりです。
ブートすると美しい画面で立ち上がります。基本的なツールはメニューに入っていますし、多数のコマンドラインなツールも含まれています。代表的なものはパティションを拡大縮小するPartition EditorとClonezillaというディスクをバックアップ、コピーするツールです。
既に沢山の情報が出ているので、今更ですが、それなりに便利なものなのでご紹介。
外部メディアから起動して本体のHDDなどを操作するのに使う小さなWindowsであるWinPEの作りかたの紹介です。私はThinkPad X200sのSDカードリーダーからブート出来るようにしてみました。
以前、同様の目的で使い勝手の良いBartPEのCDを作って持っていました。ところが、これをThinkPad X200sでブートしたらブルースクリーンで立ち上がりません。どうもSATAのドライバー関連の問題らしいです。BartPEで情報を探しても新しいものが見つからないので本家Microsoftの提供しているWinPEを作成することにしました。
手順は@ITの「Windows PE 2.0のブータブルUSBメモリを作成する」に書いてある通りですが、スキップした個所もあります。
[ 準備 ]
SDカードを使用していますがUSBメモリーでも手順は同じはずです。
- 適当なSDカード(256MB以上)を準備しプライマリー・パティションの作成、Active化、FAT32フォーマットを済ませる。
- DAEMON ToolsのLite版を導入。
ISOイメージをマウント出来る仮想CD/DVDドライブです。本物のDVDを焼く場合は不要です。
[ 手順 ]
- Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用の自動インストール キット (AIK)をダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルをDAEMON Toolsにマウント。
- DVD上のstartcd.exeを実行。左側に表示される項目よりWindows AIKセットアップを実行する。
- スタート->Microsoft Windows AIK->Windows PE Toolsコマンドプロンプトを開く。
- ‘copype C:\WinPE’を投入する。
- ‘xcopy C:\WinPE\ISO\* D:\ /s /h /e /r’ (SDカードがD:に挿入されていると仮定)、これでブートイメージをSDカードにコピーする。
以上で完成です。ブートするとGUIな画面なのですがコマンドラインのウインドウだけが開いているという質素さが良い(?)です。HDDのメンテなので使用するのはchkdskやdsikpart、robocopyくらいですので。シャットダウンするための’wpeutil shutdown’だけは覚えておいたほうが良いでしょう。
使用できるコマンド一覧はこのあたりにあります。
私のXperia X10は、もとは言えばDocomo版SO-01Bでしたがわけ合ってUKファームに変更して使用していました。UKファームでも日本語は表示できますが、字形が今ひとつです。ルート化したので、まずはフォントを変更してみました。
手順的にはmobile54’s blogのこの記事を参考に手作業で行ないました。
[ 準備 ]
まずはXperia X10がルート化されている事が前提です。
使用したフォントは、何時もNokia機にて使用させていただいている「こばこのひみつ日中フォント」です。
全ての作業はXperia X10をUSBデバッグモードでWindows7 PCに接続して行ないました。adbというプログラムでWindowsからX10にアクセスします。adbは、先のroot化キットに含まれているものを使用しました。Android SDKを導入していれば、そこにも入っています。Mac OS XやLinuxでも同様のことが出来ます。
未検証ですがUSB接続を認識するドライバーはSony Ericssonのファーム更新プログラムもしくはAndorid SDKで導入出来るような気がします。単独でも出回っているようでもあります。
[ フォントの書き換え ]
フォントファイル’M+1P+WenQuanYiZenHei.ttf’をX10の/sdcardに送ります。名前が長いと面倒なのでMPW.ttfみたいに予め変更して行ないました。
adb push MPW.ttf /sdcard
次はshellでX10上での操作です。
adb shell
これでプロンプト’#’がでたら操作を開始します。まずは/systemを変更可能な状態にマウントしなおします。
mount -o rw,remount /dev/block/mtdblck2 /system
現行フォントを保管しておくために現在のフォントファイルの名前を変更します。その後、目的のフォントをコピーします。そして最後にrebootして完了です。
cd /system/fonts
mv DroidSansFallback.ttf DroidSansFallback.ttf.original
cat /sdcard/MPW.ttf > ./DroidSansFallback.ttf
reboot
フォント・ファイルのコビーに最初 cp を使ってみましたがうまく動かないので cat で行ないました。
XDA forumを久しぶりにのぞいてみるとX10のroot化が完了していました。ということで、早速トライしました。
root化にメリットがあるのは、ごく一部のアプリケーションですし、色々とややこしいことが発生するかも知れません。もし行われるとしても相当の覚悟と自己の責任において実行されることをお願いいたします。また個別にQ&Aを行うのも難しいと思いますので、よろしくお願いいたします。また、簡単な手順では元のファームウェアに戻すことが出来なくなることも忘れないでください。
記録として手順を流して書いておきますが、刻々と手順や使用されているファイルが変更されていきますのでXDA forumの情報を常に参照いただくようお願いいたします。
(2010/07/01 最初のルート化に不具合があったのでやり直しました。以下の手順も最初のものから変更)
6/30に一度、ルート化しました。その時は元々入っていたUKファームで行ったのですが、どうもルート化パッケージに不具合が有ったようで差し替えになっていました。そのためUKファームのフラッシュからやり直しました。
[ UKファーム化 ]
この手順を実行すると通常のソフトウェア更新手順は機能しなくなります。
- この記事の最初にリンクしているフォーラムからi_RFA16_ft.rarというファイルを入手し解凍する。
- 1st.cmdを実行する。DeviceIDが複数表示される。どれが本物か分からないのでひとつひとつ試す。
- DeviceIDのどれかに対しSaveボタンを押す。
- 1stフォルダーにDeviceID.txtが出来るので、それをstep1フォルダーにコピーする。
- step1.cmdを実行。
- X10の電源を切り、backボタンを押さえたままUSBケーブルを接続する。
- step1.cmdが表示されている画面でENTERキーを押す。
- しばらく待つとフラッシュが完了するのでX10の電源をオンにする。初期設定画面から始まるはずです。
[ root化 ]
- この記事の最初にリンクしているフォーラムからROOT_F2v2.rarというファイルを入手し解凍する。
- Xperia X10をデバッグモードにしてUSBをWindows PCに接続する。
設定/アプリケーション設定/開発/USBデバッグをオン
- 先に解凍したファイルの中のstep2.cmdを実行する。
- X10上にメニューが現れるので、その6番目Update by Package in SD cardをタップする。
- しんぼう強く待つ。そのうち画面に何やら実行している様子が出てくるので終了するまで待つ。確か、最後に自動的にrebootされたと思います。
- step3.cmdを実行する。これも最後に自動的にrebootされると思います。
以上でroot化されているはずです。BusyBoxというコマンドラインを開くアプリケーションが入っているので、それが実行出来ればroot化に成功していると思って良いでしょう。
私の場合root化した一番の目的はOpenVPNを動かすことです。後は単体でのスクリーンショット取得とフォントの入れ替え(UKファームのフォントが気に入らないです)をやってみようと思っています。
ブブゼラを鳴らすiPhoneアプリが世間では話題なようです。
Nokiaだってブブゼラ鳴らしたいぜというあなたに最適のアプリが公開されました。
詳しくは「マキノ式ブログ」を御覧下さいませ。
MIDPなので山寨機だってきっとブブゼラを鳴らせます。
今まで思うところがありVPN接続に関してブログに書くことはありませんでした。先日来のAndroid騒動でお問い合わせが多数ありましたので接続先や設定について書いてみます。
[ VPN サービス ]
有料でVPNサービスを提供しているところが各種あります。丁度良いところに☆小龍茶館 上海支店☆さんにて最新の情報が公開されていますので、そちらをご覧ください(手抜きモード^^)。私は、そこにリストされているPureVPNのShared IPというサービスを半年ほど使用しています。
[ Xperia X10での設定 ]
これは、さほど難しくはありません。私の場合PPTPで接続しています。PureVPNは多数の接続ポイントがありますが、主に米国とカナダの接続先を使用しています。
Xperia X10の場合、設定->ワイヤレス設定->VPN設定を開きます。VPNの追加にて以下の内容で設定します。
VPN名 : 任意
VPNサーバーの設定 : VPN契約時に知らされたサーバーのアドレス
暗号化を有効にする : 私の場合はチェックを外しています
DNS検索ドメイン : 私の場合、設定していません
以上の設定で接続時に契約時に知らされたユーザーIDとパスワードを入力するだけです。パスワードは接続時に毎回入力の必要があるのでClipStoreというクリップボードアプリにて定型文として登録してしまいました。
L2TP接続の場合は上の設定の他にSecret文字列(あるいは電子証明書)も必要となります。
注意) PPTPは接続しているネットワークによってはプロトコルの制限によってつながらない場合も多々あるそうです。私の使用しているキャリアも、とある情報によるとPPTPの接続が出来ないとの事です。何かしら接続局の違い等でうまくいっているだけかも、、、その他にも色々な条件でVPNが接続できない事もあることを予め承知の上でお試しください。
2011年10月10日追記) また新しいAndroid規制が始まったようです。詳しくは「また中国でAndroidのGoogleサービス規制が始まっている」を御覧ください。
6月17日夜から問題なくログイン出来ているとコメントを頂きました。今現在(18日午前9時)も問題ないようです。
一作日からの中国内でのAndroidの不具合は、どうやらAndroidをターゲットとしての規制に間違いなさそうです。色々な人からの情報で、人によって現象が違って見えたりしていましたので色々と試してみました。
結論としてはGmail以外は認証が一度通っているとVPN無しでも使用できました。
- 認証された状態ならばGmail以外のサービスはVPN無しで使用可能
- 認証時にはVPN接続が必要
- マーケットは、別途認証が必要
偶然見つけた再認証の必要な条件としてSIMの入れ替えがあります。現在、SIMを入れ替えて立ち上げを行うと通知エリアにて「タップしてアカウントにログインしてください。」と表示されます。
この端末起動時の認証にはVPN接続が必要です。これを認証しないとGmail, Calender, Contactsが同期出来ません。ただし一度認証されると次に電源をオフ、オンしても認証状態が継続されています。その状態でVPN接続無しでCalenderとContactsの同期が可能です。
Androidマーケットは、また別に認証があります。SIM入れ替え後にマーケット・アプリケーションを立ち上げると認証出来無い旨のメッセージが表示されました。これもVPNの元で一度認証してしまえば、後はVPN接続無しで検索などを行う事が出来ました。
マーケットからのダウンロードは、明示的に認証という言葉は出てきませんが、別途認証されているようです。VPN下で何か一つダウンロードを行うと、それ以後は大丈夫です。<- あまり認証状態長続きしないのかダウンロード先によって違うのかVPN無しでダウンロード出来ない状態頻発しています。(2010/06/17追記)
ということでGmail以外はVPNを使用しなくても通常は大丈夫そうです。わたしのXperia X10にはMoxierというExchangeクライアントがあらかじめ導入されています。Gmailとの同期は、このクライアントを設定することで行う事が出来ました。これで、ほぼ通常通りの使い方に戻れそうです。
この”認証”がSIMの入れ替え以外のどんな状況で、再認証が必要になるのかは分かりませんのでVPNなどの用意は欠かせませんね。
2011年10月10日追記) また新しいAndroid規制が始まったようです。詳しくは「また中国でAndroidのGoogleサービス規制が始まっている」を御覧ください。
6月17日夜から問題なくログイン出来ているとコメントを頂きました。今現在(18日午前9時)も問題ないようです。
まだ詳しいことは分からないので私が確認出来た事実関係だけ記述します。
- 2010年6月13日(おそらくは午後のどこか)、広州にてUnicom 3Gで使用しているXperia X10でGmailにアクセス出来無くなったのに気付く。
- Xperiaを再起動すると「タップしてアカウントにログインしてください。」という通知が表示される。このためAndroidマーケットからアプリの導入も出来無い。
- VPN接続をすれば通常通り使用できる。
- 上海Unicomの通常の3G SIM、広東Unicomのデータ3G SIM共に同じ現象。
- MiFi+Unicom 3GでPCから使用した場合は問題なくGmailにアクセス出来る。
- Twitterにて他の方も同様の現象が出ているとのこと。
- 上海移動のSIMでも同様の現象とのこと。(from soniaさん)
まだ、昨日の今日なので恒久的な問題かどうかは分かりません。Androidだけ狙い撃ちな規制が入っているのかも知れません。うーん。

上海の虹橋空港で飛行機を降りてきたら到着ロビーに携帯電話の自動販売機がありました。噂には聞いていましたが中国で見たのは初めてだったので写真を撮ってしまいました。細かい条件などは見ていませんが400元から1000元までの料金が書かれています。窓に見えている携帯電話は、さすがにかなり簡単な物のようでした。
使用方法とか書かれている部分の写真も撮っておけば良かったです。日本ではプリペイドのSIMを買うのも苦労するようですが、世の中にはこんなものもあるというご紹介でした。