[ ズレが無い、問題なし ]
< iOSデバイス(iPhone/iPad/iPod Touch)の標準地図アプリ >
iOS4.2.1ならば現在地表示はズレない。中国全土で問題ないのかどうかは不明、主な都市では問題ないようです。それ以前のバージョンはJBするとパッチアプリにて補正可能。また北京だけは以前から問題なかったです。
< Android >
私が試したAndroid 1.6のXperia X10では問題ありません。おそらく、全てのAndroidで問題ないのでしょう。
< Nokia S60向けのGoogle Mapアプリ >
2009年の始めくらいから正しく表示出来るようになりました。Latitudeも含まれていますので、これも問題なし。
< PC上でLatitudeの履歴表示 >
どのデバイスで取得したLatitudeの履歴も後から表示する分には正しい位置が表示されるようです。
< iOSデバイス >
– Latitudeアプリ。自分の位置は相変わらずズレています。他の中国国内に居る人の位置は正しいようです。
– 地図アプリにて経緯度を指定した場合。
– 経緯度指定がズレるのと同じことですがtwitterなどに付いた位置情報による地図表示。
< Nokia S60 >
TwitterクライアントであるGravityにはGeoタグから地図を表示する機能があります。これはズレてしまいます。Sports Trackerなどでも同様の現象になるとのことです。総じて経緯度していによる地図表示はズレるということでしょう。
< PC上でのGoogle Maps >
経緯度を指定して地図を表示するとズレた場所がひょうじされます。ただしGoogle Mapsの航空写真は、正しい位置が表示されます。
[ 補足的な事柄 ]
– ズレの正体は中国地図で使われている座標系がGPSのそれと異なるためです。これは中国に限ったことではなく日本にも日本測地系というものが存在し日本でのGPS黎明期には問題が生じることもあったようです。中国政府も中国独自の座標系を必ずしも使わなくても良いという表明をしているという噂も聞きましたので、将来的には面倒なことはなくなる可能性もあります。
– 一国二制度の中国です。Google Mapsの香港地図はズレが生じません。ここでも疑問が湧き上がります。香港の領土は深センと陸続きです。境目はどうなっているのでしょう。Google Mapsで境界線を調べると、無理矢理ツギハギされているのが分かります。また、深センから香港へ移動中にiPhoneの現在地表示がどうなるか実験された方がいらっしゃいます。詳しくは「Anheloの元”中国杭州市モバイル“で“留学”日記」を御覧ください。
コザックさん、こんにちは
こちらに書き込むのはUNICOMがW-CDMAをテストしていた頃依頼です。
地図のズレについて下記報告します
・ご指摘通りAndroidは2.1のX10、2.2のIDEOSとも問題ありません
・Sports Trackerのようにアプリの中でGoogle Mapを引っ張ってくる
ものは、S60もAndroidもズレます。しかし衛星写真モードにすると
正しく表示されます
たったこれだけですが、以上です
Kidsさん、こんにちは
普段、コミュニケーションを取っているので気づきませんでしたが、こちらでは久しぶりだったのですね。
Sports Tackerのケースもtwitterのgeoタグと同じ理屈で、経緯度渡して地図表示は駄目ですね。この点について本文に加筆しておきます。ありがとうございました。
4sqも同じ理由でしょうか?ずれまくって、本来のチェックインの意味を果たしてないようです。
私は4sq使ってはいないのですが、同じ原因でしょう。やはり元から直してもらわないと、全てのサービスで正しい結果が得られないので、こまりますね。
4sqで新しいVenue登録するときは、GPSとWiFiを生かしておくと(接続不要)正しい位置を捕捉してくれます。但しネットワークだけで登録された場所は、近くの位置局!?を其処と認識されているようです。
情報ありがとうございます!
初めまして。
以前からちょくちょくお邪魔させて頂いています。
E52のGOOGLE MAPがずれていて、なんでかなあと思っていました。
本文読ましてもらって、納得です。勉強になりました。
[…] 中国の地図とGPSの座標系にはズレがあります。Google Mapsで使われている地図にもズレがあり補正されて正しい位置を表示するようになっています。現在地を表示しようとすると、最初に […]