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珍しい現象で携帯バッテリーから充電が出来ない事象を経験しました。丸一日外出する予定だったので携帯バッテリーとUSBケーブルを忘れずに持ちました。どうせならということでオウルテックの2.4A流せる充電専用ケーブルを持ったのですが結果としてTCL Heroを充電することが出来ませんでした。Lumiaなどは問題なしです。

実際には充電は開始されるのですが、すぐに充電が止まってしまいます。どうも電流が流れすぎてバッテリー側で遮断されているように思えます。ということで例によってUSB電圧電流計をつないでみました。面白いことに電圧電流計をつなぐと遮断されません。かなり微妙な問題なようです。ちなみにエレコムの2A流せるUSBケーブルでは問題なく充電できます。両者の電流値を比べると随分差があります。

Owl

オウルテック OWL-CBJ5(B)-SP/U2A

 

ELECOM

エレコム MPA-AMBC2A08WH

Ankerの充電器で両者のケーブルを使ってTCL Heroを充電するときには、これほどの電流の差はありません。なかなか興味深い現象です。なかなかこのような事は起こらないと思いますが、出かける時は実績のあるバッテリー、ケーブル。携帯電話の組み合わせにするのが良いようです。

 

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4 comments untill now

  1. 岡眼八目 @ 2015-02-13 00:29

    面白いですね。
    多分USBケーブルの真ん中3本のケーブルからの信号が関係している
    と思っているのですが。 マイクロUSB仕様のケーブルだとUSBの規格
    にない、Motoが作ったという、真ん中の5本目のケーブルがどう使われている
    のか?  実は私もUSB電圧電流測定器を愛用していますが、iPadで純正の
     アダプターとケーブルを使うと90%から先の充電ができないことがわかりました。
     USB電圧電流測定器を外せばちゃんと100%まで充電します。Blackberryでは取り付けてあっても100%まで問題なく充電します。 不思議ですね。

  2. Moto仕様の線なんてあるんですね。充電を開始する条件としてデータ線も使っているそうですが、このダメだったのは充電専用でデータは流せないケーブルなのですが、データ線が同処理されているか興味深いです。自分で充電専用コネクター作ったことがあります。その時は単純に端末側のデータ線をショートさせました。

  3. 岡眼八目 @ 2015-02-13 23:47

    マイクロUSBが一般化してしまいましたが<あれはMotoが作った番外USB規格で
    普通にはない5本目、真ん中、の線があるのですよ。 だからデータ線としては
    3本あることになる。規格外ですからその5番目のデータ線の使い方は決まっていない
    のですね。昔iPhoneの自作充電器キット、MintyBoostを買った時に、作者がいかにデータ線を使うのか苦労したレポートが載っていました。http://://www.adafruit.com/mintyboost です。

  4. なるほどです。リンク先の回路図、バージョンによってデータ線の扱いが随分と違っていて面白いです。

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