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日本でZERO3のアクセサリーとして売られているMiniUSBからMicroUSBへと変換するアダプターです。MiniUSBケーブルは腐るほどあるので、それらを最近増えてきたMicroUSBなデバイスに使用するべく購入しました。ところがMicroUSBケーブルの手持ちも増えてきてあまり活躍の機会がありません。そこで、もうひとつの悩みである充電専用ケーブルに改造することにしました。

Nokia N900やSony Ericsson Xperia X10はeneloopモバイル・ブースターや小型のUSB出力を持った電源アダプターに通常のデータ用ケーブルで接続しても充電することが出来ません。デバイス側のデータ線をショートした充電用ケーブルを使用しないと充電が始まりません。

改造と言っても単純な事で+Dと-Dの信号線をデバイス側でショートさせるだけです。ピンの配置図などは探していただくとして(手抜きでスイマセン)、コネクターでの配置は両端の1番と4番に電圧とグランド、中央の2番と3番に信号線が配置されています。ケーブルは一体化しているものでしたが当たりを付けて中央付近のケーブルを露出させてみました。テスターで、これが信号線であることを確認。軽くひねって接続、動作確認のうえハンダ付けしました。電圧線は切断しないようにしました。

ハンダ付けの後、適当なビニール線の被覆を被せて接着剤で固めて完成です。

実際に使用してみるとクルクルUSBケーブルでは、おそらく十分な電流が流れず上手く充電出来なかったN900もeneloopモバイルブースター(KBC-L2)で難なく充電開始出来ました。何故かLEDで充電完了は確認出来ていませんが間違いなくフルに充電出来ています。写真では二又なUSBケーブルを使用しましたが一本の物でも大丈夫そうです。

既に各所で紹介されていますが、ま〜さんのM-FEPシリーズが先のUIQ版に続きP990i専用版と本命のS60版がSignedとなりました。FEPのためのSignedは、通常のアプリをSignedにするのとは桁違いの大変さがあり、ここまでやろうとは普通の個人は考えないです(テストハウスなどのお金もかかるし)。普通じゃない(?)、ま〜さんに改めて敬意を表します。

昨晩、 アップロードされたばかりのM-FEP60を入れてみました。開発者署名版でもSMSは打てるしptsNotesでも使えるので8割方は間に合っていたのですが、さすがにSymbian Signed版、何にでも使えます。あたりまえですが、感動しました。MIDPアプリであるtwibbleやGmailアプリで使えるようになったのは私的にはとっても大きな事です。

追記) M-FEPはドネーションウェアとして公開されています。私も僅かながらドネーションいたしました。

追記2) これを機に初めてM-FEPを試される方へ。導入とかキー操作とかは、ざっと説明に目を通されることと思います。使い始めてから、送りがながうまく使えないと感じるかもしれません。送りがなについてはeSKK機能についてを読んでみてください。

SonyEricsson M600i

今更ながらSonyEricsson M600iを購入しました。家人が使うために以前から購入を予定していたものなので自由に遊べるのは今週限りです。まぁ、時々テストのために借りるでしょうけど。

中国ではM608cというモデルが正式に販売されています(おそらくGSMオンリー)。今回購入したのは中国語では「水货」と呼ばれる物でシンガポール向けのM600iのようです。値段はM608cが3000元前後で売られているのに対して液晶保護シートをおまけしてもらって1450元(23000円強)とお手頃でした。店の保証も一週間は交換(ただし工場から付いてくる液晶保護シールなどが付いていないといけない)、その後も一年間の修理が付いて来ます。

P910c以来のUIQデバイスで、ちょっと操作に手間取りながらもキュートな筐体を楽しんでいます。

E90入荷の張り紙も見たのだけど時間が無くて価格調査とか出来なかったです。これについては、近いうちに出直します。

私がJASJARを入手する前はSony Ericsson P910cが唯一のモバイル・デバイスでした。
その時に必携のアプリケーションだったのがReqwireless社のWebViewerとEmailViewerです。日本人の間でもかなり評価の高いアプリだったのに昨年販売が中止されてしまいました。これらのアプリはReqwireless社のサーバーを経由してデータのやり取りを行うのですがサーバーは維持されたまま販売だけが中止されている状態が続いています。何がおこっているのか全くわからない状態だったのですが、ブログ「心足齋箚記」の記事によるとGoogleがReqwirelessを買収したのだそうです。その真意等は未だ不明ですがGoogleのやることに好意的な私としては、何か代替となる良いアプリの無料配布みたいなことを期待したいです。

P990 登場

すでに「きょん☆あ」さんや「Kzou’s Diary」さんなどの携帯電話関連のブログで紹介されていますが Sony Ericsson の P990 が 2006年1Q には市場に出るようです。
Sony Erricson Developer World にも紹介のページがあります。それによると現行の P910 と同様に中国大陸版の P990c もちゃんと載っています。SDK こそ未だありませんが Devoper Guidelines P990 という PDF ファイルが上がっています。それによると画面の大きさはフリップを空けた時に 240×320 と QVGA になっています。フリップを閉じた時は 240×256 だそうです。なんかフリップで隠れるエリアが20%と少ないなと思ったら、フリップの下にキーボードが隠れていますね。現行の P910 はフリップの裏側にキーボードが付いていて本体のフリップに隠れる部分は全て液晶です。
とうとう私の P910c も旧機種です。移り変わりの激しい世界で一年間最新機種として使用できるのは満足しないといけないでしょう。WiFi とかより、キーボードが光るのがちょっとうらやましい。

沖縄美ら海水族館のマンタP910 の動画に関する文書を読んだところ、サポートしているのは QCIF (176×144) フォーマットであるが Video Player 自体がサポートしている最大の画面サイズは 192×144 であると書いてありました。QCIF のサイズって 4:3 ではないのですね、それが 192×144 (4:3) をサポートしている所以なのでしょう。
ということで「携帯動画変換君」の設定ファイルを P910 用にチューンしました。
といっても、
・ 画像サイズを 192×144 に変更
・ -fixaspect オプションの取り外し (720×480 の AVI ファイルの入力に対応)
・ 2 パスモード追加
だけです。
定義ファイル をサーバーにおいておきます。サーバー上では拡張子を txt にしています、使用する場合はファイル名を Transcoding.ini として 3GPConverter.exe のフォルダーに置きます。最初に実行すると QuickTime の 3G 書き出し設定という画面が出ます。以下の設定にします。
・ ファイルフォーマット = 3GPP
・ ビデオ = そのまま
・ オーディオ = そのまま
定義されているのは以下の3種類です。
1. 標準画質15fpsモノラルAMR
2. 高画質15fpsステレオAAC
3. 高画質15fpsステレオAAC 2パス
2 と 3 は音質重視で時間が 30 分以内のもの限定です。他のものは 1 の定義を使っています。
1 と 2, 3 の大きな差は音質です。AMR と AAC の差は歴然で携帯電話のスピーカーで聞いても、その差は分かります。標準画質と高画質と書いてあるのは画像のビットレートの差の様ですが、こちらの差はあまり分かりません。3 は試しに 2 パスのエンコードの設定を作ってみたのですが、エンコード時間が倍になった割には、さほど差を感じないです。画像をキャプチャーして静止画で比較しても気持ち変わっているかな? という程度です。ファイルサイズは 1 が一番小さく 2, 3 と比べてほぼ半分です。また 2 より 3 の方が気持ち大きいですが、ほとんど同じと言ってよいです。

携帯電話といえばキーの長押しで色々な機能が呼び出せるようになっているのは今や常識です。ところが P910 を使う際にフリップを開いての操作が多いせいでフリップ上のキーの長押しを今まで試したことがありませんでした。

ということで、試してみた結果です (あくまでマニュアルを読まない :-)。
“C” == サイレント・モードのオフ、オン
メニュ・ーキー == アプリケーション・メニュー
“1” == ボイス・メール ?
“2” == 電話帳の A から始まるエントリー
“3” == 電話帳の D から始まるエントリー
“4” == 電話帳の G から始まるエントリー
“5” == 電話帳の J から始まるエントリー
“6” == 電話帳の M から始まるエントリー
“7” == 電話帳の P から始まるエントリー
“8” == 電話帳の T から始まるエントリー
“9” == 電話帳の W から始まるエントリー

漢字のエントリーの電話帳の呼び出しは 9 の長押しの後にずっと下を探しに行くということになります。完全に欧米向け仕様ですね。私の場合、中国の人の電話番号はほとんどピンインで入力しているので、この機能で十分に役に立ちます。

沖縄、美ら海水族館のじんべいざめ、家�用ビデオで撮影したもの

携帯端末での動画再生については元々ネガティブな印象を持っていました。画面は小さいし、メモリーの容量を圧迫するし動画ファイルを作る手間はあるしと積極的に試そうとは思っていませんでした。
最近になって、色々な方のブログで携帯電話で録画したテレビ番組を見ている人とかが結構いる事から、ちょっと試してみようと思いました。
もともとホームビデオを編集して DVD を作成したり、古い VHS ビデオテープをキャプチャしたりしていたので画像ファイルを作るという下地は出来ていました。
また、変換するためのソースとなる画像ファイルも沢山持っています。
次は携帯端末用に画像ファイルをエンコードする方法を確立しなければなりません。
これは、あっけなく答えが出てしまいました。
とびっきり簡単に使えるフリーのプログラムがすぐに見つかりました。
その名も「携帯動画変換君」です。
使い方は簡単なので、ここに書くまでもありません。
今のところ細かいカスタマイズは一切行わず出来合いの設定を使用しています。
ここでは P910c に適した設定を見つけるべくテストした結果を報告いたします。

  • 画面サイズ QVGA (320×240) だと画面の更新が追いつかない。QCIF (176×144) を使うべし。
  • 音質重視の AAC を使用すると、だいたい30分から40分過ぎの所から画面の更新がおかしくなる。AMR では100分の画像ファイルでも大丈夫だった。

ということで、現在のところ以下の2つのエンコード・オプションを使い分けています。

  1. 音質重視で長さが30分以内のもの – 「3GPPファイル,音声AAC形式一般設定 動画XviDエンコード」、「QCIF高画質15fpsステレオ」
  2. その他のもの – 「3GPPファイル,音声MR形式一般設定 動画XviDエンコード」、「QCIF標準質15fpsモノラル」

実際試してみると面白いです。
キャプチャーしたけど見ていない動画ファイルが沢山あるので P910c に入れて持ち歩いています。
スタバでは小説とかを読むのが今までのスタイルでしたが、当面は P910 で動画を楽しむということになりそうです。
エンコード時間は 100 分のファイルでも 20 分以内で終わりますし、片手間でできる範囲内です。
ファイルサイズは、設定例1の場合で長さ 7 分弱のファイルが 24MB 弱、設定例2で 100 分のファイルは 140MB 前後でした。
手持ちの 256MB のメモリースティックになんとか収まっていますが、大きな容量のものが欲しいです。

P910のバッテリーは、かなり長持ちします。わたしは、あまり電話をかけないので、時には一週間ほど充電しなくても大丈夫なほどです。それが、朝充電を終えたばかりなのに昼ごろに見ると、ずいぶん電池残量が減っていることが、この2ヵ月ほどの間に2回ありました。とりあえず、気がついた時に電源を入れなおすと正常な状態にもどります。
購入当初には経験していないことと、電源の入れなおしで回復することから最近導入したソフトウェアに問題がありそうな気もしますが、未だ原因は特定できていません。

メールのシンクについては PC のメール・アカウントを携帯電話と共通に使用するときにシンクさせるというような趣旨のものです。P910c では EmailViewer というサードパーティ製品を使用しているため最初から対象外なので詳しいテストはしていません。

結果としては控えの電話帳として Windows 付属の Windows Address Book に対してシンクで内容をコピーしておくという使い方に落ち着いています。

私の理想としては Palm Desktop のようにパソコンを使っているときは Palm なくても良いやってくらいに Jotter とか Task のデータが PC に持ってこれれば良かったのですが。まぁ、カテゴリーとかに目をつぶれば使えるわけですが、そのためだけに Outlook とか Lotus オーガナイザーを導入しておくというところにも抵抗感を覚えます。