TelNaviの中国版である泰为导航を使用しながら上海近郊の高速道路を走っていたら何やら見慣れね赤いアイコンが表示されました。何かと思ったら自動速度違反取締のカメラの位置を教えてくれているのでした。アイコンで表示されているピッタリの位置に高速道路中央の植え込みの間に目立たないように設置されているカメラが確認できました。うーむ、泰为导航スゴイ。
TelNaviの中国版である泰为导航を使用しながら上海近郊の高速道路を走っていたら何やら見慣れね赤いアイコンが表示されました。何かと思ったら自動速度違反取締のカメラの位置を教えてくれているのでした。アイコンで表示されているピッタリの位置に高速道路中央の植え込みの間に目立たないように設置されているカメラが確認できました。うーむ、泰为导航スゴイ。
以前「中国でAndroidのナビ・アプリケーション二題」という記事を書いた時にはGoogle Mapsのナビ機能は中国では使えませんでした。
最近のGoogle Mapsアプリケーションは評判がよく有りませんが中国でのナビ機能が使えるようになったのは大きな利点です。
画面は専用アプリケーションには劣りますが、それなりに視認性は良いと思います。上海から義鳥まで使用してみましたが特に問題は見当たりませんでした。
日本語で設定しているので音声ナビが日本語であるのも大きな利点のひとつです。
トンネル内では夜間モードな画面に自動的に切り替わるのも気が利いています。
LG P769にOTAでファームウェアの更新がやってきました。当てるぶんにはOTAは便利なのですが、スキップしておきたくても、何時までもステータスパーやらポップアップ・ダイアログが出て鬱陶しいです。
わけあってルート化しているので、もし更新してルート化が外れてしまうと面倒です。V20DからV20Fに更新するもので一部のファイルを置き換えるだけのようなので、もしかするとルート化には影響がないのかもしれませんがスキップすることにしました。
更新があることが定期的に通知領域にアイコンが表示されます。これを抑制するのはApp settings/ALL/GoogleサービスフレームワークのShow Notificationを外すと出なくなります。
しかしながら、すでにダウンロード済みのファームウェア更新ファイルを当てるためのダイアログがまだ定期的に出ます。ここで間違ったボタンを押してしまうと更新が実行されてしまうので危険です。まずはダウンロードされたファイルを探しました。
/cache/b99なんたらかんたらV20d130316_to_V20f130621.zip
というそれらしいファイルが有ったので、別のところに保管して削除しました。
それでもダイアログは出続けます。ここは仕方がないので更新ボタンを押してみました。実際には更新は行われず、ダイアログも出なくなりました。
ソウルではLTE Advancedが始まっているようですが、中国のLTEはやっと一般ユーザー向けに試用が始まったところです。
上海移動の4G (TD-LTE)のユーザー向けテストに申し込んでみました。応募条件は上海移動の番号を持っていて実名登録がされていることです。その他の条件としては、
– 保証金が500元、VIP顧客やカード払いで月々の支払が80元あれば免除。わたしは500元払わないといけないかな。
– 毎月100MB以上使用すること。これは楽勝でしょう。
– 15日毎にwebもしくは他の方法でレポート。ちと面倒ではある。
などなど。
ということで案内ベージから申し込んでみました。携帯電話番号を最初に入力してSMSで送られてくる数字を入力すると実際の応募ページが出てきます。必要事項を記入すると簡単に申し込み完了です。ただし審査があるので、本当に受け付けられたかどうかは分かりません。
端末は三種類から選べます。
– CPE : 家庭に設置するタイプの無線LANルーター
– MIFI: 移動用の無線LANルーター、実際にはMiFiでは無いようです。山根さんによるとMiFiという言葉が中国では一般名詞化しているとの事です。
– 上网卡: USBモデム
モバイラーとしては当然MIFIタイプで申し込みました。
TD-SCDMAには良い印象を持っていないのですが、TD-LTEは日本や他の国でも使われる規格ですので期待して審査に通ることを祈っています。もし審査に通ってユーザーとなったあかつきには、改めてレポートいたします。
上海で購入した互換品のLightning cableで充電が出来なくなりました。同期は出来ているので、全く繋がっていない訳ではありません。ファームを更新した訳ではないですし、おそらくはケーブル自体が壊れたのでしょう。10回も使っていない気がします。ま、互換品なので仕方なし。
Compaq Presario CQ45が余ったので何かのテスト用にとUbuntu 13.04デスクトップ版を入れてみました。搭載されている無線LANチップ Broadcom BCM4312を動かすための覚え書きです。
主な手順はBroadcom BCM4312 on Ubuntu 13.04に書かれていますが、いくらか足りない部分を補いつつ実際に投入したコマンドをまとめておきます。
Ethernetにてネットワーク接続をしておく
Terminalより、
– sudo apt-get update
– sudo apt-get upgrade
– sudo apt-get install firmware-b43-lpphy-installer
– sudo vi /etc/rc.local
exit 0の前に以下の2行を追加(しなくても良いかも)
sleep 5 iwconfig wlan0 txpower 12dBm
Shutdown/reboot
System Settings/Software & Updates/Additional Drivers/Broadcom Corporation BCM4312 802.11b/g LP-PHYのSTA driverを有効にする。
これでネットワークのステータスからアクセスポイントが見えるようになるので選択してパスワードを入れれば接続されます。
Googleのストリートビューが中国で実現することは無いでしょう。その代わり中国独自のストリートビューがあります。しかも複数有って中にはマンション敷地内の私道までカバーしているものも過去に見たことがあります。今回見つけたのは上のように組み込みが簡単なのがとても良いです。夜景があるのもすごい。
それにしても北京で、この青空はすごいです。仲間内では、きっと青空加工してるんでしょうと言われていますが、どうなんでしょうね。
前の記事でLG Optimus L9 P769をルート化したのは内蔵ストレージが足りなくなり、解決するためには小細工が必要になったためです。その顛末を書いておきます。
[ Androidの/sdcardはSDカードでは無いかも? ]
メーカー、ファームウェアによって違うようですが、/sdcard, /mnt/sdcardのような如何にもSDカードであろう場所が実は内蔵ストレージだったりします。最初、これが分からず16GBのSDカードを入れているにも係わらず、よく見ると本体カメラで撮影した写真だけが入っていて??な状態でした。
Jelly BeanなOptimus L9を例にすると、/storage/sdcard0 (/sdcardにもリンクされています)は、実際には内蔵ストレージの一部を指しています。本物のSDカードは /storage/external_SD (/storage/sdcard0/external_sdにもリンク)にマウントされています。
おそらく、これはSDカード無しで本体を販売してもSDカードの存在を期待するアプリに問題が出ないようにしているのでしょう。本体付属のカメラ・アプリなどは、事情が良く分かっていてちゃんと本物のSDカードに写真を保存してくれますが、大半の追加アプリケーションでは内蔵ストレージをSDカードのつもりで使ってしまいます。
また、導入したアプリケーションをSDカードに追い出すような仕組みも、この構成のデバイスだと機能しません。
手元のデバイスを調べて見たところドコモ版のサムソン・ノートも同様な仕組みになっていました。ただしノートの場合は内蔵ストレージが潤沢に載っているので全く気づきませんでした。
[ 大きなフォルダーだけ追い出した ]
ルート化後、最初は/sdcardが本物のSDカードに見えるようにしようと思いましたが、面倒なのでとりあえず/sdcard上の大きなフォルダーを/sdcard/exterbal_sdに持っていくことにしました。
調べてみるとEye-Fiフォルダーに800MBほどの写真が溜まっていたのが1.8GBしか無い内蔵ストレージを圧迫していました。このフォルダーをまずは手軽にファイラーアプリケーションのFxで/stroage/sdcard0/から/stroage/external_SD/にコピーしました。次に/storage/sdcard0/Eye-Fiを削除し代わりにスタティック・リンクを/stroage/external_SD/Eye-Fiから張ります。ところがbusybox lnコマンドが/storage/sdcard0/上では機能しません。
/storage/sdcard0/の実体はfuseドライバーというもので、どうもこの上ではlnコマンドが効かないようです。実は/storage/sdcard0/のデータは別のところにあります。Jelly BeanなLG Optimus L9の場合は/data/media/というフォルダーです。ここにスタティック・リンクを貼ってやります。ln -s /storage/external_SD/Eye-Fi /data/media/Eye-Fi という感じでOKです。
他にもEvernoteやらFoursquare、地図やら辞書など大きなデータがりますが当面の問題は回避されたので、これで良しとします。
需要がめちゃ少なそうな情報です。
US T-Mobile版のLG Optimus L9 P769というお手頃なAndroid端末をアメリカで入手しSIMアンロックだけして中国聯通のデータSIMで使用していました。日本語フォントを見慣れてしまえば特に不満もなく使用していましたが、最近になり内蔵ストレージの空き容量が不足しGmailの同期もままならない状況に陥りました。これを解決すべくルート化を決断しました。とりあえずはルート化の話を書きます。ストレージ不足の顛末はまた別途。
LG Optimus L9 P769の古いバージョンではワンクリック的手法でルート化出来ていたのですがSoftware version 10g以降は、この簡単な方法ではルート化出来なくなりました。従って少々トリッキーなフラッシュ手順にてルート化せねばなりません。詳しい手順は以下のリンクに書かれています。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2173465
注) xda developerにユーザー登録しないと添付ファイルやキャプチャー画像を参照することが出来ません。
この手順のポイントは公式のアップデート・ツールでフラッシュしている間に一部のバイナリーファイルをルート化したものに置き換えるという事です。ステップ11でこれを行なっていますので、ここだけはタイミングが重要です。もしタイミングを外した場合は通常のファイルのままフラッシュを終了してやり直せば良いです。
使用するファイルに幾つか選択肢があります。私が使用したものを紹介しておきます。
– ステップ1. Hex Edited Bin fileはV20D_TMO_USA_LGP769_AP[11]by_CMahendra.7z ->展開するためには7-Zipなどが必要
– ステップ1. KDZファイルはJelly BeanのV20D_00.kdz
– ステップ2. RootJB_and_Flash_Guide_byCMahendra_AnglyWolf80(31-Mar).zip
ステップ11のファイルの置き換えでバイナリーファイルが入っているフォルダーが見つけにくいです。私はXPで行いました。この場合Explorerで素直に目的のフォルダーが表示出来ません。Exploereのアドレス欄に“C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\LGMOBILEAX\Phone”を直接入力すればOKです。
ステップ12でCWM Recoveryを導入しますが、リンク先を読んでも良くわからなかったのでスキップしました。これはrecoveryパティションに入るプログラムで本体のルート化とは別の話です。
最近、中国で話題の携帯電話と言えば小米です。その小米が携帯電話以外にもネットワーク接続するSTB、ちょうどApple TVと同様な製品、小米盒子(小米BOXみたいな意味です)を出しています。テレビに接続するスティク型Androidとこれとで、ちょっと迷いました。ハードウェアのスペック的には劣りますが小米の製品力を信じて、こちらを購入してみました。
小米の携帯電話と同様にネットワークで決められた売り出し日時に購入申し込みをしないと買えません。そして数分とかからず携帯電話は十数万台、この小米盒子は一万台が売り切れてしまいます。
現在のところは毎週火曜日の正午に販売開始です。10分くらい前からwebページを開いて待機し、販売開始と同時にポチりました。この販売戦略はなかなか良いです。ポチる瞬間は躊躇する暇がありません 🙂 3時間以内に支払いを済ませないとキャンセルされますのでポチってから迷うことは可能です。ポチった後、即座に支付宝で支払いを済ませました。webサイトから当日中に出庫され宅配業者に渡されたことが確認できます。残念ながら宅配業者のwebサイトでのトラッキングナンバーの更新が今ひとつでしたが、実際の配達は翌日の午前10時くらいでした。ポチってから24時間かからずら手に入ったのは素晴らしいことです。因みに値段は299元、現在のレートですと5000円弱です。
パッケージはボール紙の箱ですが、かなりしっかりしたものです。一般的な中国国内製品とは違い箱自体も美しいです。内容物は本体、電源、電源コード、HDMIケーブルです。電源はUSBタイプを流用しています。HDMIケーブルが付属しているので直ぐに使えます。家の近所にはRadioShackがあるのでHDMIケーブルも入手可能ですが、上海でも家電店などでHDMIケーブルを売っていないところがまだまだ多いです。
本体に付いているインターフェース・コネクターは、HDMI, Ethernet, USBです。 当然WiFiも備えています。大きさはApple TVより微妙に大きいくらいです。
AVアンプにHDMIを接続し電源を上げるとWiFiの設定画面が出ます。付属のリモコンで設定を済ませるとメインメニューが出ます。なかなか美しい画面です。ブラウザーで好きなサイトに行くみたいなことは出来ません。決められたコンテンツをメインメニューから選んでいくだけですが、内容が充実していますし分かりやすく美しいです。右の写真のように歌詞テロップの出る音楽プログラムもあります。これを使って中国語の歌を覚える気まんまんになりました 🙂
AppleのAirPlayにも対応しています。横に並べているApple TVの立場が無いなぁと思いましたがMac MiniのiTunesからの再生が不確かな事が有りましたのでApple TVも併用することにしました。
これで299元はお買い得です。中国在住者限定ですが、お勧めです。