Dropbox

TCLN3CoverLED

TCL Hero N3 Y910の純正カバーを購入しました。

何かの記事を読んで、このLED付きカバーにQi (無線充電)機能が付いていると思い込んで購入しましたが、残念ながらこれはLED表示機能が付いているだけでした。出始めだからなのか、このカバーもで169元と割と高めでした(一般的には199元だったので、それでも少し安めの店を見つけた)。ということもあり、Qiカバーは少し落ち着いてからまた探すとして、しばらくはLEDカバーを使用してみます。

情報があまり無くてよく分かりませんが、改めて情報を漁ってみるとQi対応カバーはカバーの内側にQiマークがあるらしいです。また、QiカバーにはLED機能は付いていない感じです。

山根さんによると電子ペーパーの付いたカバーなどもテストされているようですので、これからが楽しみなTCLです。


TCLN3CoverConnector[ 装着 ]

写真のようにコネクターが本体後ろ側にあり磁石で吸い付くように固定されます。カバーを開く方向に力をかけると簡単にとれてしまうので少し不安でしたが実際の仕様には問題ないようです。磁石の力は割りと強くてカバーを持って本体をぶら下げてもとれてしまうことはありません。磁気ストライプの付いたカード類と一緒にしないほうが良いかも知れません。

コネクター部分が本体の裏に出っ張るのも最初は気になりましたが、慣れると問題ないです。カバーそのものも本体に弱い磁石により固定されます。iPadのようにカバーの開閉がセンスされているのでカバーを閉じると画面が消え、開くと画面がオンになります。この機能は地味ながらやはり便利です。ハードキーが少ない機種なのでカバーが無い時は使用するたびにサイドにある電源ボタンを押さねばなりません。

本体を白にしたのでコネクター部分が黒で今ひとつな気もします。カバー表面はどのみち液晶周りが黒いので問題無し。

[ 機能 ]

LEDは以下の様な情報を簡単な図柄で表示します。
– 時刻 (電源ボタンを押すと時間が表示されるが大変読みづらい)
– 音楽再生中
– Alarm
– 着信
– 充電中
– 着信ミス
– 未読メッセージ(SMS)
– 未読メール
– 未読メッセージ(SNS-Weibo, WeChat)
と、必要と思われるものは網羅されています。有っても無くても構わないくらいの機能ですが、それなりに便利に使えそうです。

TCL Hero N3は特にルート化せずに使用しても良いかと思っていましたが、ついついルート化に挑戦してしまいました。覚書として概要をまとめておきます。色々と試行錯誤しているので実際の手順とは異なりますが、だいたいこんな感じで大丈夫と思います。

[ Root化 – Rooting ]

ROOT大师(VROOT)というツールで簡単に出来ました。Windowsで動くツールです。このツールの優れているのADBドライバーが自動的にインストールされることです。Windowsの場合adbドライバーを探すのが大変なことも多く、実際にTCL Hero用のadbドライバーを単独で見つけることは出来ていません。使い方については説明の必要がないくらい簡単です。

Rooting can be done by VROOT easily. This tool runs on the Windows. Benefit of this tool is ADB driver installs automatically. It is very difficult to find ADB driver for Windows, actually I could not find the ADB driver for TCL Hero by myself. I do not need to explain how to use this tool, it is quite easy..

[ Google Framework ]

中国AndroidなのでGoogle関連のサービスは入っていません。手作業で導入しました。

前提: adbが使えること

– CM10用のGoogle Appsパッケージをダウンロードする。CM10.2用のものを利用しました。
– ダウンロードしたzipファイルを展開し/system/app以下のapkファイルをHeroのどこかにコピーします。私はWindowsに接続しドライブとして認識されていたので、そこにxxtempというフォルダーを作りそこにWindowsでコピーしました。adb pushコマンドも使用可能です。
– adb shellに入り以下を実行
$ su
# mount -o rw,remount /system
# cp /sdcard/xxtemp/* /system/app
# chmod 6755 /system/app/GoogleContactsSyncAdapter.apk
-> chmod 6755はコピーした全てのファイルに実行した。(*note)
# reboot

これでリブートが完了したらGoogleサービスが使用出来るようになります。

このままでも動きましたがブートメニュー(Volume +を押したまま電源オン)からCacheをクリアー(‘wipe cache partition)した方が良いかもしれません。

Google related services are not available on the Chinese Android. I installed Google Framework on the Hero manually.

Pre-requisite: adb is available to use

– Download Google Apps package for CM10. I used gapps package for CM10.2.
– Unzip downloaded package and copy apk files under /system/app to somewhere on the Hero. I made temporary folder xxtemp on Hero media drive which connected to the Windows. adb push command can be used for this also.
– Execute followings on adb shell.
$ su
# mount -o rw,remount /system
# cp /sdcard/xxtemp/* /system/app
# chmod 6755 /system/app/GoogleContactsSyncAdapter.apk
-> Executed ‘chmod 6755’ against all copied files. (*note)
# reboot

After reboot completion, Google service should be available for use.

You may perform ‘wipe cache partition’ from boot menu (hold volume up and power on) just for safe.

*note:
最初、実働している他のデバイスにならってchmod 644を実行しました。これでも概ね大丈夫でしたがコンタクの同期サービスが設定画面に現れませんでした。そこで事例を調べて見るとchmod 6755にすべきとの情報を得て試してみるとコンタクトの同期が出来るようになりました。もしかするとchmod 755でも大丈夫かもしれませんが試してはいません。

At first, I tried ‘chmod 644’ along with other working devices files attribute. It almost worked, but sync service of contacts was not appeared on setting panel. I studied Google apps setting example and found I should try ‘chmod 6755’ on Google apps. Then contacts sync service became available by using ‘chmod 6755’. Perhaps, ‘chmod 755’ also works.

TCLHERO2TCLHERO1

中国でもAndroid携帯電話ではサムソンが強い人気を維持していますが、これからは中国携帯だ、MTKチップだということでTCL Hero N3という6インチ携帯電話を入手しました。主なスペックは以下のような感じです。

– 1.5GHz MTK 6589T quad-core
– PowerVR SGX 544MP
– 2GB RAM, 16GB storage
– Dual SIM (WCDMA/GSM + GSM)
– 6inch, 1920*1080
– Android 4.2.2
– Battery 3400 mAh

上海の友人達の間で流行っているTCL idol X S950の画面を大きくした感じです。本当は小米3のWCDMA版を待っていたのですが、なかなか出ないので売りだされたばかりのTCL Heroに走ってしまいました。

[ 質感 ] プラスチック・ボディーですがカッチリとしていて安っぽさはありません。各部の作りも良いです。SIMトレイはピンで押すとカチッと音がして出てきます、きっちりとした作り方がされているが感じられます。

[ 画面 ] さすがに6インチは情報量も多く精細な画面は美しいです。画面は明るく、太陽のもとでも使用できます。6インチは大きいですが片手で持てるので通話用にも何とか使用できる気がします。

[ 電波 ] 圏外らの復帰は速いです。もっとも、これまで使っていたLGが遅すぎただけで、これが普通かもしれません。概ね電波のつかみは良さそうな気がします。

[ 付属品 ] イヤフォンと充電器、USBケーブルだけです。充電器はいわゆるUSB充電器で、割りと小型で出力が2Aあります。持ち歩き用の高出力充電器が欲しかったところだったので活用できそうです。USBケーブルも太めなので充電に必要な電流が十分確保できそうです。

[ テザリング ] Bluetooth PANらしきメニューがありますがiPod Touchからネットワークに接続できませんでした。WiFiテザリングは問題なしです。電池容量が大きいのでモバイル・ルーターとして活躍させることが出来ます。
追記) Bluetooth PAN, Macbook Airからは接続出来るようです。iPod Touchで使いたいのに、、、

[ 電池の持ち ] 6インチ・デバイスを購入したのは大きなバッテリーを搭載していることが主な理由です。何時もiPod Touchを持ち歩いているのでSNSなどはそちらに任せてTCL Heroはルーターに徹するといった活用も考えています。そこでWiFiテザリングがオンの状態での電池の減りを調べてみたところ実に12時間を超えてもなお通信が可能でした。ずっと通信させていたわけではありませんが少なくとも3時間ほどは頻繁にネットにアクセスさせていました。13時間経過したところで見てみると省エネ・モードに移行していてWiFiと3GがオフになりGSMでの待受けだけが動いていました。期待通りです。

[ 日本語 ] MoreLocale2を入れましたが言語を選択したところで終了してしまいます。表面上の現象は違いますが「週間リスキー」で紹介されていた方法で動くようになりました。もっともシステムに日本語リソースが入っていませんしアプリも入れていない状態では恩恵はありません。日本語入力はSimejiを入れました。

[ VPN ] ちゃんと動きました。以前の中華携帯ではVPNメニューがなかったり、有っても機能しないものが多かったのですが、最近はちゃんと動くようになってきた気がします。

[ プリインストール・アプリ ] 百度地図とか普通に使いそうなものも多数入っています。とりあえず使いそうもないゲーム類を削除してみました。ルート化など必要なく普通に削除出来ました。

 

NiftyMini1MacBook Air 13インチやMacBook ProにはSDカード・スロットがあります。想定されている用途はデジカメのSDカードを挿入して写真を取り込むような一時的な使用で、普通のSDカードを挿入するとかなり出っ張ります。

私はデジカメではEye-Fiを使用しているので、このSDカード・スロットは活用できないまま放置されていました。一方、愛用のMacBook AirのSSDは何時も一杯で常にデータを整理しながら使用しています。一時的なデータはUSB接続のSSDも使用していますが、どうしても常駐させたいデータもどんどんと肥大化する一方です。Mavericsの更新データをダウンロードする隙間さえ危うい状況です。

NiftyMini2そこで思い出したのが、かつてKICKSTARTERで紹介されていたThe Nifty MiniDriveです。これはMacBookのSDカード・スロットにピッタリと収まり常時挿入したままにするための物です。これに大きめの容量のマイクロSDカードを入れておけば常駐データをSDDから移動することが出来そうです。

ただこの製品はまだ販売が始まったばかりで簡単には入手出来そうにありません。そこで中国で買い物に困った時に役に立つのが淘宝(taobao)です。Nifty MiniDriveで検索をかけると本物のNifty MiniDriveは見つかりませんが同じコンセプトの格安製品が沢山見つかりました。

ということで淘宝で見つかった適当な店でアダプター25元とSanDisk microSDXC 64GB 288.88元を購入しました。アダプターは簡単なプラスチック製で25元(400円ほど)なので人柱と言えないほどの価格です。同時に購入したSanDiskの64GBもかなり安いです。

淘宝での買い物はスピード感があります。水曜日の夜に注文し金曜日の日中には品物が到着しました。アダプターはプラスチック製ですがやわな感じはしません。見た目はSanDiskに付属しているアダプターと遜色はありません。microSDカードを入れた感じもMacBook Airへの挿入も全く問題なしです。本家Niftyの物はまったく出っ張りが無い状態で格納されますが、この製品は引っ張り出すために少しだけ出っ張ります。実用上はこれでも何ら問題が無いように思います。Mac専用にフォーマットし試しに20GBほどのフォルダーを丸ごとコピーし読み書きしてみました。今のところ問題ないようです。常時使用に向けて徐々に使用範囲を広げて行こうと思います。

追記) 使い始めて一ヶ月が経過しました。まったく安定しています。アクセス速度が遅い以外は本体のSSDと変わることなく使用できています。

Easy-Macro1 とても安価で効果抜群な携帯電話用のマクロレンズを購入しました。Easy Macro for iPhone/Smartphoneというアマゾンで2000円以下で売っている商品です。
Easy-Macro2 ゴムバンドに小さなレンズが着いただけの簡単な作りです。安いのもうなずけます。このゴムバンド・レンズを携帯電話のカメラに合わせて装着するだけの簡単にマクロ化出来ます。
Easy-Macro3 実際にiPod Touchに装着するとこんな感じになります。ケースの上から装着しています。
Easy-Macro4 iPod touchで普通に印刷された文字を撮影するとこれくらいまでは寄ることが出来ます。
Easy-Macro5 Easy-Macroを装着するとこんなに拡大することが出来ました。効果抜群です。

JBL_Pebbles1JBL PEBBLESという小型のPC用スピーカーを入手しました。USBでPCに接続するだけで鳴らせます。USBバスパワー駆動なので電源の接続も必要なくUSBケーブル一本と左右のスピーカーを接続するケーブルしかありません。外部スピーカーを接続したいけどPC周りはすっきりさせたいと思い入手しました。

右側本体側面に電源スイッチとボリュームがありますが、ほぼ操作することはありません。電源スイッチは入れっぱなしで良いでしょう。ボリュームはPCのボリュームと連動しているものなので画面上のボリュームやキーボードで操作をした方が手っ取り早いです。


JBL_Pebbles2USBバスパワーなので音量がどれくらい出るのか懸念していましたがPCに接続するスピーカーとしては十分に大きな音が鳴ります。JBLのロゴは伊達ではありません。気持ち良い音で音楽を楽しめます。また背面にはバスレフの穴が開いています。控えめな印象ながら十分に低音もなります。

この手軽さと値段は買いでしょう。


手順自体は実は簡単ですが、そこにたどり着くまでに時間を費やしたので事例として紹介致します。

目的: Raspberry Pi + rasberrian に BUFFALOの小型USB無線LANアダプターWLI-UC-GNMを使用してApple Time capsuleで構築された無線LAN環境に接続する。

関連ドライバーはシステムに含まれている上に接続事例はインターネット上で多数見つかりますが、なかなか上手く行きませんでした。

[ Raspberry PiのUSBアダプターは電力不足 ]
Raspberry Piを稼働させていきなり空いているUSBポートに無線LANアダプターを挿入するとEthernetでのネット接続が切れてしまいました。仕方なくディスプレイとキーボードを接続し様子を見ます。無線LANアダプターを挿入するとキーボードも効かなくなり、取り外すと復活したりします。直感的にUSBの電力不足を疑いました。ネット上にも同様の情報が多くあり対策もそれなりに上がっています。Raspberry Piのボード上にジャンバーケーブルを半田付けしてUSBの5Vを補う方法を試してみましたが上手くは行かず。

結局、電源を供給出来るタイプのUSB Hubを使用することで解決しました。

[ 設定は十分に無線LAN電波の強いところで行うべし ]
作業部屋の電波が弱いのは認識していましたがiwlist wlan0 scanで弱いけど目的のSSIDが見えていたので大丈夫と思っていましたが、これが作業を長引かせる一番の要因でした。実際にはiwilist wlan0 scanも目的のSSIDが見えたり見えなかったりでした。DHCPからIPを貰う前に切れてしまうような状態で正しい設定を見つけられるわけがありません。

[ 設定手順 ]
色々と手動でのwifi設定方法がネット上に見つかりますが結局のところ組み込み済みのツールによる設定で上手くいきました。超簡単に手順を紹介しておきます。

– Raspberryを導入
– sudo rpi-update
– sudo apt-get update
– sudo apt-get upgrade
まっさらな状態で各種ソフトウェアが最新になっているということです。

– startxでXを起動。わたしの場合はrootで行いました。
– メニュー/Internet/wpa-guiを起動
– Adapterにwlan0が表示されていることを確認
– Scanボタンを押す
– 目的のSSIDが見つかったら、それをダブルクリック
– PSKを入力しSave
– Current statusで接続されていることを確認
– Fileメニューから構成を保管

以上です。各種設定事例とは違い出来上がった構成ファイルにはPSKが平文で入っていたりしますが、とりあえず私の環境では問題なし。

台北には旅行者が使える無料の無線LANがあります。登録制ですので、オンライン申請とカウンター申請を行う必要があります。私は台北駅のVisitor Information Centerでカウンター申請を行いました。カウンター申請を受け付けている場所はwebページに詳しく書かれています。

受付の方は日本語も少し話せる方でした。登録自体はパスポートを見せるだけでとても簡単です。登録が完了するとIDとパスワード、接続方法を記入した紙をくれます。IDとパスワードは本人にとって分かりやすいものです。

接続できるSSIDはTPE-FreeとiTaiwanの2つがあります。TPE-Freeは一度ログインすると自動的に接続可能なようです。iTaiwanは接続のたびにログイン画面での操作が必要でした。

使用できる場所はMRTの駅くらいの印象です。また公衆無線LANではよくあることですがSSIDは見えているのに接続出来ないことも良く有りました。結局のところ3GのSIMカードも入手したため、あまりこのWiFiサービスは使用しませんでした。

chungwatelshimajiroさんのところの情報により中華電信のSIMを買おうと決めていました。同行者も居たので空港でSIMを買うことは出来ず、到着翌日に市内の中華電信のオフィスで購入することになりました。

特別狙った場所ではなく台北駅近く新光三越の裏通りを歩いていて偶然見つけた店舗に入りました。

店に入ってキョロキョロしていたら直ぐに店員さんが声を掛けてくれました。通信用のSIMが欲しいことを告げると窓口の番号札を持ってきてくれました。

平日の開店直後ですので直ぐに順番が来ました。通信用で6日ほど滞在することを告げると6日の物はないので7日定額はどうですかとのこと。値段は予め調べていた通りの450NTDです。それを貰うことにしてマイクロSIMが必要であることを告げました。

本人確認のためパスポートともう一つ別のIDが必要とのことでパスポートと日本の免許証を提出しました。日本人と分かったからか端末が日本の物かどうかを確認されました。日本国外で買ったものでSIMフリーで有ることを説明しました。

端末へのSIM装着からアクティベーションまで、全部窓口の人がやってくれました。マイクロSIMはSIMカッターによる対応でした。山根博士ではないのだけどSIMの抜け殻も、ちょっと欲しかったのですがさっと捨てられてしまいました。

入店から30分ほどでSIM購入完了しました。速度も十分に快適ですし、SIMの購入しやすさは素晴らしいです。ずっと拙い中国語に対応してもらったので英語の対応状況は分かりませんでした。

L2TP/IPSecをVPSに導入してみた

パブリックな無線LANを使用している時にちょっとだけセキュアな接続が欲しい。あるいは、私のように特殊な環境下で制限の無いインターネット接続がしたい場合VPNを使用します。世間には、そういった目的のための格安なVPNサービスが沢山あります。一般的にはそれらを契約しておけば事足ります。この辺りの事情は小龍茶館が詳しいので、そちらを御覧ください。各種サービスの割引も受けられます。

私も有料サービスを利用する一方で自分で借りているVPS上に予備あるいは環境によって使い分けるためにVPNを設定して使用しています。設定事例はインターネット上で沢山見つかります。それらを組み合わせて、うまく行った事例を紹介いしたます。

– L2TP/IPSecを使用する(iOSで簡単に使用できるため)
– IPSecにはipsec-toolsを使用する。(最初Openswanを使用したらAndroidとiOSで問題が発生した。iOSは設定で回避出来たようではある)
– VPS上のOSはCentOS 6.4 x86_64を使用
– IPv4のみに対応

設定はインターネット上で見つかったものを組み合わせただけです。参考にしたURLを示し、私の変更点を書いておきます。

  1. L2TP/IPSecの設定は以下のページを忠実に実行します。
    L2TP/IPSec VPN Setup on Centos 6 (64-bit) for use with Android ICS and iOS 5 Clients
    変更するのはIP AddressとPSK,ユーザー関連の設定だけです。
    – /etc/racoon/psk.txt は全く任意なものを設定します。
    – /etc/xl2tpd/xl2tpd.confのlocal ipとip rangeは端末とサーバーがPPP接続された時に使用されるIP Addressです。端末で他のローカルIP Addressと重ならない方が良いと思います。
    – /etc/ppp/options.xl2tpdのDNSはサーバーに割り当てられたものあるいは8.8.8.8を指定します。
  2. ファイヤーウォールとNATの設定は以下のページを参考にしました。
    CentOS 6でとにかくL2TP/IPsecサーバ
    これの /etc/sysconfig/iptables の設定例をまるまる利用しました。変更箇所は-A POSTRUTINGで指定するIP Addressをl2tpd.confのip rangeに合わせるだけです。

以上でMac OS X, iOSデバイス,AndroidデバイスからVPN接続可能になりました。