Dropbox

TCL Hero N3 Y910を使用していて偶然に見つけた便利操作です。Androidに共通なのかTCL特有のものかは分かりません。

– 全てのアプリケーションの一覧であるメインメニューはホーム画面を下から軽くスワイプするだけで表示できます。

– ステータスバーから開くバッテリー、WiFi, HOTSPOT, BLUETOOTHなど各種ステータス確認や機能のオフ、オンが出来るアイコンを長押しすると該当の設定画面がひらく。

TCL_Dual_Window[ Dual Window機能 ]
– 左下の戻るキーを長押しするとトレイを開くためのタブを表示、非表示出来る。
– トレイの中から最初のアプリケーションを起動。
– 2つ目のアプリケーションはトレイの中から画面の上か下側にドラックして起動。

トレイに入れられるアプリケーションが予め決まっているみたいなのが、ちょっと残念です。

QC20i QC20i_iPad

BOSEのインイヤータイプのノイズキャンセリング・ヘッドホンQC20iを試しています。わたし的には地下鉄と飛行機での使用を考えていましたが、お試し期間的に色々なところで使ってみました。

[ 装着感 ]
目を引く特殊な形のイヤーチップ(StayHear+チップ)は効果的です。違和感なくしっかりと装着できます。

[ 音質 ]
厚手の布の向こう側の音を聞いているような印象です。現在使用しているちょっとだけ高めのソニーのイヤフォンがシャリシャリとした高音を出すので(決して良い音でも好きな音でも無いです)、余計にその印象が強いのかも知れません。ただしくぐもった音では無く、見方を変えれば長時間聞いていても疲れない音作りとも言えます。音については好みもありますし多くは語りませんが、私には好印象です。

[ 異音 ]
毎日、バスの中で使用してみました。決まって上海市内の高架道路を走っている時に、かなり耳障りな異音がします。ぼわっとかぽこっとかいった感じの音で耳に圧力を感じるような気がします。最初は製品の不良かと思いましたが、どうも発生条件が決まっているようです。ネットではトンネルに入る時に異音が発生するという話もありました。耳で聞いていても何がきっかけなのかは分かりませんが、特定の音にNCが変な反応をしているようです。地下鉄では一切問題が無いのでわたしの場合は支障なしです。

[ 電池 ]
電池の持ちはなかなか良いです。一日3.5時間前後使用して4日目の朝にバッテリーLEDが点滅を始めました。その後も5時間ほど使用する事が出来ました。カタログにある連続使用16時間に嘘はないようです。

[ コード ]
コードは太いですが適度に柔らかいので取り回しに困ることはありません。長さには賛否あるようですが私には問題無し。ただし風切り音がかなり酷いです。コントローラーとイヤフォンの間のコードを触ると大きな擦れ音がします。NCをオンにしているとかなり耳障りです。歩きながら使用すると風切り音は聞こえるしシャツの襟とコードが擦れて音がするしで不快です。もっとも歩きながらNCを使うなという話でもあります。わたしの場合は普段は歩きながらイヤフォンを使用することは無いので大きな弱点では無いです。
本体部分からiPhoneなどに接続するコネクターまでのコードの長さはかなり短いです。これも賛否両論あるようですが私は写真のようにiPod touchと重ねて取り扱えるので気に入っています。いっそのことベロクロテープで貼り付けてみようかと思っています。

Battery1 Battery2 Battery3

虹橋空港のバス乗り場でモバイルバッテリーを売る自動販売機を発見しました。場所は虹橋空港から浦東空港に行くバスの乗り場なので、長旅の果てにスマートフォンのバッテリー残が心もとなくなっている人にアピールしているのでしょう。

他の場所で買うより割高であるのは承知のうえでどんな物が売られているのが試しに購入してみました。売られているのは容量別に三種類で、2800mAhが100元、5600mAhが200元、8400mAhが300元です。考えてみれば自販機ですから、このお釣りの要らない値段設定は妥当なものでしょう。物理的な大きさが適当なので200元の物を購入しました。ちゃんと充電された状態で売られていました。

購入した時は気付かなかったのですが、ポーチとケーブルが付属しています。よく見るとパッケージの隙間からケーブルは見えますが、このあたりアピールすると売れ行きが良くなりそうな気もします。

付属しているケーブルはマイクロUSBとiOSデバイスのドックコネクターです。ところがドックコネクター、家の初代iPadで試そうとしたら何とコネクターが刺さらない。無理して本体を壊してはいけないで、あんまり強くは押し込んでいませんが、どうみても使えない様子です。

プラスチック製ですが表面の手触りが柔らかい感じに加工されているのに好感を感じます。表現が難しいですが、触った時に冷たくなく布を触っているような感じがする表面です。

割りと小型で軽いので、本当に5600mAhの容量があるのだろうか、ということで簡単にテストを行いました。

iPad mini
何故か充電不可能でした。充電開始するのですが直ぐに出力が遮断してしまうようです。バッテリーのパッケージにはOutput 2.1Aと書かれているのですが、それ以上の電流が流れているのだろうか? ちょっと謎です。

初代iPad
電池残量0の状態から充電して53%くらいまで充電出来ました。初代iPadのバッテリーは24.8Whとの事です。電圧を3.75Vととすると6600mAhほどでなので妥当なところでしょう。

第5世代iPod Touch
5回半の充電が可能でした。iPodの電池残量が確実に10%以下になり電池が赤い表示になった後から充電しています。また時折、充電中に使用していました。iPod Touch5のバッテリー容量は930mAhとの事なので、iPadの時より成績が良い気がします。いずれにしろ5600mAhの表示に嘘は無いと思います。

バッテリー残を示すLEDが4個付いています。概ねリニアに減っていくようなので残量の目安として問題なく使えます。

オマケとしてフラッシュライト機能もあります。ただし、これに使われているLEDが白色では無いせいか今ひとつ明るくありません。分解してLEDを付け替えてやろうかとも思いましたが手持ちのLEDではどのみち一灯ではたいして明るくならないので止めておくことにしました。

 

TCLBP60LengthTCL Hero N3 Y910にはオプションでBP60 sidekickというBluetooth接続の携帯電話子機が用意されています。

Hero本体は6インチ画面と大きいですし重量も230gほどあり通話していると少々疲れます。そこでBP60の出番です。長さは11cm強、重量は50gほどです。本体とはBluetoothで接続します。

写真でも分かるように単なるBluetoothヘッドセットではありません。普通の携帯電話のように使用できます。本体の電話帳も参照出来ますしSMSの発着信も可能です。Hero以外の携帯電話に接続した場合は普通のヘッドセットの機能だけになります。兄弟機TCL idol Xにも接続してみましたがヘッドセット以上の機能は使えませんでした。現在のところHero専用ということです。

HeroはDual SIM機です。BP60では両方のSIMからの着信およびSMSの受信が可能です。発信についてはHero側でDefaultとして設定されたものが使用されます。

当然、SMSは簡体字対応です。残念ながら表示については繁体字が入っていません。なぜか平仮名と全角カタカナは入っているので日本語SMSを受信した場合、豆腐だらけになるものの意味はだいたい分かります。

Bluetoothの接続はとても良く20mくらい離れていても平気です。自宅だと本体の場所を気にせず子機だけ持って歩いても大丈夫です。そんな調子なのでオフィスでも本体をデスクに置いたまま子機だけ持って歩きまわってしまいます。接続が切れる時は静かに切れるので気づきません。再度、接続された時には小さな電子音がします。切れるときにも音が鳴ってくれた方がありがたいです。

電池の持ちは、純粋な待受だけだと2日半ほどです。普段SMSと微信での連絡ばかりで通話はほとんどしないので2日に一度充電すれば十分です。

[ 今ひとつな所 ]
– SMSを受信した場合、本体とBP60の双方に未読として表示されます。どちらかでSMSを読んだ後も他方の未読は残ったままです、未読状態を解消するには双方でSMSを開く必要があります。
– 電話帳の検索で中国語が入力出来ない。英数字のみで検索しないといけないです。普通の中国人の電話帳だと漢字ばかりだと思うので、かなり不便な気もします。将来のバージョンでは直りそうな気もします。

PlasticClipTCLBP60StrapBP60はあまりに小さく軽いので無くしてしまいそうです。そこでストラップを取り付けるために一工夫してみました。分解するのはなかなか大変そうなので、単純に背中にプラスチックの板を貼り付けることにしました。

材料は食パンの袋に付いているクリップです。これを適当に切って金属のリングを取り付けて瞬間接着剤で付けてみました。瞬間接着剤がBP60の表面にめちゃくちゃ馴染むので想像以上にしっかりと接着できました。もうほとんど一体化していると言っても良いほどです。

TCLHeroOTG

 

TCL Hero N3 Y910のオプションをタオバオの店舗の一つTCLFANで購入したらオマケでUSB OTGケーブルと携帯電話スタンドが付いていて来ました。USB OTGケーブルは初めてでしたので、色々試しみました。すでにお持ちの方には珍しくもない内容です。

[ USBメモリー ] 全く普通に使えます。標準ファイラー上ではExternal USB Storageとして内容が表示されます。実際のマウントポイントは /mnt/usbotg です。unmountはSettings/Storgaeの中で行います。データ交換用あるいは映画などをUSBメモリーに入れておいて再生など使い道は色々とありそうです。

[ HDD ] さすがに認識はしません。考えてみればディスクを回すのは無理があります。SSDもダメでした。

[ キーボード ] ちゃんと使えます。ATOKで日本語入力してみましたが十分に実用的でした。

[ マウス ] 写真のように接続するとマウスポインターが現れます。スクロールも効くし右クリックが戻る動作になるし左ボタン押したままスワイプも出来るし、キーボードと組み合わせるとかなり実用的です。

キーボードとマウスに関してはBluetoothでも良いのでUSB OTGで無いと行けないというわけではありません。

TCL Hero N3 Y910にはTouchPal KeyboardというIMEが搭載されています。それで中国語入力を行います。設定画面を開くとLanguagesという項目がありPinYin, BiHua, Bopomofoの他にArabicやらDanishやらダウンロードして追加出来るようになっています。残念ながら日本語はそこにはありません。まあ、これで落胆することはなく普通にATOKを導入して日本語入力を行っていました。

TouchPalはかなり多彩な機能を持っていてキーボードから音声入力を呼び出すのはかなり便利で、しかも私の英語や中国語の発音をかなりちゃんと認識してくれます。また何故かキーボードからツイッターを呼び出せたりもします。

当然のごとく手書き入力もサポートしています。この手書き入力の選択画面に設定ボタンが付いていて、それを開いてみるとやはり各種言語が選択できるようになっていて、その中になんと日本語もありました。下の画面は、その設定画面で日本語をダウンロードした後の状態です。

Screenshot_2013-11-04-12-22-09

下の画面は手書き入力時に言語を切り替える画面です。この手書き入力もかなりうまく出来ていて、どの言語においてもかなりラフな手書きもちゃんと認識してくれます。
Screenshot_2013-11-04-12-21-49

TCLN3CoverLED

TCL Hero N3 Y910の純正カバーを購入しました。

何かの記事を読んで、このLED付きカバーにQi (無線充電)機能が付いていると思い込んで購入しましたが、残念ながらこれはLED表示機能が付いているだけでした。出始めだからなのか、このカバーもで169元と割と高めでした(一般的には199元だったので、それでも少し安めの店を見つけた)。ということもあり、Qiカバーは少し落ち着いてからまた探すとして、しばらくはLEDカバーを使用してみます。

情報があまり無くてよく分かりませんが、改めて情報を漁ってみるとQi対応カバーはカバーの内側にQiマークがあるらしいです。また、QiカバーにはLED機能は付いていない感じです。

山根さんによると電子ペーパーの付いたカバーなどもテストされているようですので、これからが楽しみなTCLです。


TCLN3CoverConnector[ 装着 ]

写真のようにコネクターが本体後ろ側にあり磁石で吸い付くように固定されます。カバーを開く方向に力をかけると簡単にとれてしまうので少し不安でしたが実際の仕様には問題ないようです。磁石の力は割りと強くてカバーを持って本体をぶら下げてもとれてしまうことはありません。磁気ストライプの付いたカード類と一緒にしないほうが良いかも知れません。

コネクター部分が本体の裏に出っ張るのも最初は気になりましたが、慣れると問題ないです。カバーそのものも本体に弱い磁石により固定されます。iPadのようにカバーの開閉がセンスされているのでカバーを閉じると画面が消え、開くと画面がオンになります。この機能は地味ながらやはり便利です。ハードキーが少ない機種なのでカバーが無い時は使用するたびにサイドにある電源ボタンを押さねばなりません。

本体を白にしたのでコネクター部分が黒で今ひとつな気もします。カバー表面はどのみち液晶周りが黒いので問題無し。

[ 機能 ]

LEDは以下の様な情報を簡単な図柄で表示します。
– 時刻 (電源ボタンを押すと時間が表示されるが大変読みづらい)
– 音楽再生中
– Alarm
– 着信
– 充電中
– 着信ミス
– 未読メッセージ(SMS)
– 未読メール
– 未読メッセージ(SNS-Weibo, WeChat)
と、必要と思われるものは網羅されています。有っても無くても構わないくらいの機能ですが、それなりに便利に使えそうです。

TCL Hero N3は特にルート化せずに使用しても良いかと思っていましたが、ついついルート化に挑戦してしまいました。覚書として概要をまとめておきます。色々と試行錯誤しているので実際の手順とは異なりますが、だいたいこんな感じで大丈夫と思います。

[ Root化 – Rooting ]

ROOT大师(VROOT)というツールで簡単に出来ました。Windowsで動くツールです。このツールの優れているのADBドライバーが自動的にインストールされることです。Windowsの場合adbドライバーを探すのが大変なことも多く、実際にTCL Hero用のadbドライバーを単独で見つけることは出来ていません。使い方については説明の必要がないくらい簡単です。

Rooting can be done by VROOT easily. This tool runs on the Windows. Benefit of this tool is ADB driver installs automatically. It is very difficult to find ADB driver for Windows, actually I could not find the ADB driver for TCL Hero by myself. I do not need to explain how to use this tool, it is quite easy..

[ Google Framework ]

中国AndroidなのでGoogle関連のサービスは入っていません。手作業で導入しました。

前提: adbが使えること

– CM10用のGoogle Appsパッケージをダウンロードする。CM10.2用のものを利用しました。
– ダウンロードしたzipファイルを展開し/system/app以下のapkファイルをHeroのどこかにコピーします。私はWindowsに接続しドライブとして認識されていたので、そこにxxtempというフォルダーを作りそこにWindowsでコピーしました。adb pushコマンドも使用可能です。
– adb shellに入り以下を実行
$ su
# mount -o rw,remount /system
# cp /sdcard/xxtemp/* /system/app
# chmod 6755 /system/app/GoogleContactsSyncAdapter.apk
-> chmod 6755はコピーした全てのファイルに実行した。(*note)
# reboot

これでリブートが完了したらGoogleサービスが使用出来るようになります。

このままでも動きましたがブートメニュー(Volume +を押したまま電源オン)からCacheをクリアー(‘wipe cache partition)した方が良いかもしれません。

Google related services are not available on the Chinese Android. I installed Google Framework on the Hero manually.

Pre-requisite: adb is available to use

– Download Google Apps package for CM10. I used gapps package for CM10.2.
– Unzip downloaded package and copy apk files under /system/app to somewhere on the Hero. I made temporary folder xxtemp on Hero media drive which connected to the Windows. adb push command can be used for this also.
– Execute followings on adb shell.
$ su
# mount -o rw,remount /system
# cp /sdcard/xxtemp/* /system/app
# chmod 6755 /system/app/GoogleContactsSyncAdapter.apk
-> Executed ‘chmod 6755’ against all copied files. (*note)
# reboot

After reboot completion, Google service should be available for use.

You may perform ‘wipe cache partition’ from boot menu (hold volume up and power on) just for safe.

*note:
最初、実働している他のデバイスにならってchmod 644を実行しました。これでも概ね大丈夫でしたがコンタクの同期サービスが設定画面に現れませんでした。そこで事例を調べて見るとchmod 6755にすべきとの情報を得て試してみるとコンタクトの同期が出来るようになりました。もしかするとchmod 755でも大丈夫かもしれませんが試してはいません。

At first, I tried ‘chmod 644’ along with other working devices files attribute. It almost worked, but sync service of contacts was not appeared on setting panel. I studied Google apps setting example and found I should try ‘chmod 6755’ on Google apps. Then contacts sync service became available by using ‘chmod 6755’. Perhaps, ‘chmod 755’ also works.

TCLHERO2TCLHERO1

中国でもAndroid携帯電話ではサムソンが強い人気を維持していますが、これからは中国携帯だ、MTKチップだということでTCL Hero N3という6インチ携帯電話を入手しました。主なスペックは以下のような感じです。

– 1.5GHz MTK 6589T quad-core
– PowerVR SGX 544MP
– 2GB RAM, 16GB storage
– Dual SIM (WCDMA/GSM + GSM)
– 6inch, 1920*1080
– Android 4.2.2
– Battery 3400 mAh

上海の友人達の間で流行っているTCL idol X S950の画面を大きくした感じです。本当は小米3のWCDMA版を待っていたのですが、なかなか出ないので売りだされたばかりのTCL Heroに走ってしまいました。

[ 質感 ] プラスチック・ボディーですがカッチリとしていて安っぽさはありません。各部の作りも良いです。SIMトレイはピンで押すとカチッと音がして出てきます、きっちりとした作り方がされているが感じられます。

[ 画面 ] さすがに6インチは情報量も多く精細な画面は美しいです。画面は明るく、太陽のもとでも使用できます。6インチは大きいですが片手で持てるので通話用にも何とか使用できる気がします。

[ 電波 ] 圏外らの復帰は速いです。もっとも、これまで使っていたLGが遅すぎただけで、これが普通かもしれません。概ね電波のつかみは良さそうな気がします。

[ 付属品 ] イヤフォンと充電器、USBケーブルだけです。充電器はいわゆるUSB充電器で、割りと小型で出力が2Aあります。持ち歩き用の高出力充電器が欲しかったところだったので活用できそうです。USBケーブルも太めなので充電に必要な電流が十分確保できそうです。

[ テザリング ] Bluetooth PANらしきメニューがありますがiPod Touchからネットワークに接続できませんでした。WiFiテザリングは問題なしです。電池容量が大きいのでモバイル・ルーターとして活躍させることが出来ます。
追記) Bluetooth PAN, Macbook Airからは接続出来るようです。iPod Touchで使いたいのに、、、

[ 電池の持ち ] 6インチ・デバイスを購入したのは大きなバッテリーを搭載していることが主な理由です。何時もiPod Touchを持ち歩いているのでSNSなどはそちらに任せてTCL Heroはルーターに徹するといった活用も考えています。そこでWiFiテザリングがオンの状態での電池の減りを調べてみたところ実に12時間を超えてもなお通信が可能でした。ずっと通信させていたわけではありませんが少なくとも3時間ほどは頻繁にネットにアクセスさせていました。13時間経過したところで見てみると省エネ・モードに移行していてWiFiと3GがオフになりGSMでの待受けだけが動いていました。期待通りです。

[ 日本語 ] MoreLocale2を入れましたが言語を選択したところで終了してしまいます。表面上の現象は違いますが「週間リスキー」で紹介されていた方法で動くようになりました。もっともシステムに日本語リソースが入っていませんしアプリも入れていない状態では恩恵はありません。日本語入力はSimejiを入れました。

[ VPN ] ちゃんと動きました。以前の中華携帯ではVPNメニューがなかったり、有っても機能しないものが多かったのですが、最近はちゃんと動くようになってきた気がします。

[ プリインストール・アプリ ] 百度地図とか普通に使いそうなものも多数入っています。とりあえず使いそうもないゲーム類を削除してみました。ルート化など必要なく普通に削除出来ました。

 

NiftyMini1MacBook Air 13インチやMacBook ProにはSDカード・スロットがあります。想定されている用途はデジカメのSDカードを挿入して写真を取り込むような一時的な使用で、普通のSDカードを挿入するとかなり出っ張ります。

私はデジカメではEye-Fiを使用しているので、このSDカード・スロットは活用できないまま放置されていました。一方、愛用のMacBook AirのSSDは何時も一杯で常にデータを整理しながら使用しています。一時的なデータはUSB接続のSSDも使用していますが、どうしても常駐させたいデータもどんどんと肥大化する一方です。Mavericsの更新データをダウンロードする隙間さえ危うい状況です。

NiftyMini2そこで思い出したのが、かつてKICKSTARTERで紹介されていたThe Nifty MiniDriveです。これはMacBookのSDカード・スロットにピッタリと収まり常時挿入したままにするための物です。これに大きめの容量のマイクロSDカードを入れておけば常駐データをSDDから移動することが出来そうです。

ただこの製品はまだ販売が始まったばかりで簡単には入手出来そうにありません。そこで中国で買い物に困った時に役に立つのが淘宝(taobao)です。Nifty MiniDriveで検索をかけると本物のNifty MiniDriveは見つかりませんが同じコンセプトの格安製品が沢山見つかりました。

ということで淘宝で見つかった適当な店でアダプター25元とSanDisk microSDXC 64GB 288.88元を購入しました。アダプターは簡単なプラスチック製で25元(400円ほど)なので人柱と言えないほどの価格です。同時に購入したSanDiskの64GBもかなり安いです。

淘宝での買い物はスピード感があります。水曜日の夜に注文し金曜日の日中には品物が到着しました。アダプターはプラスチック製ですがやわな感じはしません。見た目はSanDiskに付属しているアダプターと遜色はありません。microSDカードを入れた感じもMacBook Airへの挿入も全く問題なしです。本家Niftyの物はまったく出っ張りが無い状態で格納されますが、この製品は引っ張り出すために少しだけ出っ張ります。実用上はこれでも何ら問題が無いように思います。Mac専用にフォーマットし試しに20GBほどのフォルダーを丸ごとコピーし読み書きしてみました。今のところ問題ないようです。常時使用に向けて徐々に使用範囲を広げて行こうと思います。

追記) 使い始めて一ヶ月が経過しました。まったく安定しています。アクセス速度が遅い以外は本体のSSDと変わることなく使用できています。