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最近のモバイルデバイスで動く地図アプリはGPSだけではなく携帯電話基地局や巷に飛び交っている無線LANの情報を元に位置決めを行なっています。そのためGPSが不調あるいは搭載されていなくても現在位置が分かるため、私のiPod Touchですら都会であれば地図アプリが実用になります。

無線LANと位置情報のヒモ付は、各デバイスからの情報により自動的に行われサーバー上に蓄積されているようです。

私はモバイル・ルーターを持ち歩いているのですが、それを使用している時にAndroidのGoogle mapsを使用すると思わぬ場所が現在位置として表示されてしまいます。おそらくは過去にモバイル・ルーターを使用した場所にてルーターと位置情報が紐付けされてしまっているからでしょう。なぜかiPod Touchでは、そのような事は起こってません。これはAppleが賢くて何時も色々な場所で使用しているルーターを自動的に排除しているのか、単純にGPS付きなiOSデバイスを使用しているからなのかは分かりません。

つい最近になってGoogleからルーターと位置情報を紐付けしない方法が提示されました。このページのHow do I opt out?の項目に詳しく書かれています。手順は簡単でルーターのSSIDの最後を _nomap にするだけです。

これで、思わぬとこが現在位置として表示されることが少なくなると期待しています。

iOS5には辞書が搭載されています。Safariなどで単語を選択しポップアップメニューの「辞書」をタップすると単語の意味が表示されます。これもまたMac OS Xと同様に英和・和英辞書が載っていますので日本人としては有り難く使いたいところです。アップル用語辞典は各国語版が搭載されていますが、一般の辞書は英語と日本語だけで他の言語の辞書は載っていないようです。

ふと気になって、南京東路のアップルストアでiPhone4のデモ機で辞書を引いて見ました。Safari上に表示された英単語を選択しポップアップメニューの「定义」をタップすると何と英和辞典が表示されました。中国語に設定されているデバイスならば英英辞典が表示されるべきでは無いのか? 大きな謎を抱えたまま、その場は帰途につきました。

帰宅後iPod Touchにて色々と試してみると以下のような事が判明しました。

– アップル用語辞典は、表示言語に合わせて切り替わる。ただし試したのは英語、日本語、中国語とフランス語のみ。
– 英英辞典への切り替えは、表示言語を英語にした時に行われる。
– 英和辞典への切り替えは、表示言語を日本語にした時に行われる。

従って、一度表示言語を日本語にしたあと、中国語にしてもフランス語にしても英単語で辞書を引くと英和辞典が表示されてしまいます。英英辞典にしたい場合は一度、表示言語を英語にしてから中国語などにしないと行けません。

きっと、私がアップルストアで試したiPhoneは、誰かが日本語表示にした後だったのでしょうね。

デザインとして、こうなってしまうのも分からなくはないし、一般的な話として困ることはないでしょう。しかしながら日本人に一度デバイスを貸した後などに悩みまくるユーザーも、きっと出てくる事と思います。

とりあえずは、英語圏、日本以外のお店でデモ機に触る機会のある方は、片っ端からiPhoneの表示言語を日本語にしてみましょう(笑)。

追記) iOS5の内蔵辞書を利用した辞書アプリが出ていました。その名も辞書。オフラインでも使用できる無料辞書アプリとして入れておくのが吉です。

 

以前からGoogle Mapsのアクセスが悪くなった時の代用として http://map.baidu.com/ を使用していました。両者に大きな差はないのですが百度地図にも色々と魅力があります。中国を訪れる機会が有る方には一度試していただきたいです。PCからアクセスするweb版の他に各種携帯電話用のアプリケーションも用意されています。

以下、私的に便利だった機能です。

[ 共通事項 ]
– バスの路線番号を検索するとルートおよびバス停の位置が表示出来る。中国在住かつ地调(控えめ)な生活をしている人には一押しな機能です。Google mapsでもルート検索でバス路線を表示出来ますが路線番号で一括してバスルートとバス停の位置が表示されるのは意外と有用です。
– 建物の形も表示される。

[ PC版 ]
– 3D表示でビルの形などが確認出来る(多分E都市と同じものかな?)。

[ 携帯電話版 ] – AndroidとiOS版のみテスト
– オフライン地図機能。AndroidではPCでダウンロードしてSDカードにコピーした方が速いかも。iPod Touchでオフライン地図が使えるのはいざという時に役立つ(かな?)。
– Google mapsより携帯電話で見やすい地図と思います。

[ リンク ] 
手机地图のベージ
Android marketの百度地图
–  iTunesの百度地图

私の電波時計はCITIZEN ATTESAのたしか第二世代(初代が分厚かったのでパスして薄くなってから買ったもの)です。最近の電波時計は世界各地の電波に対応しているようですが、私のは日本の電波だけに同期します。ということで、日本を離れてしまった今は電波時計としての意味を失っていました。

最近PCを使用して電波を発生させて同期させる事が出来るという話を聞いて試してみようと思いつつアンテナ作るのが面倒で放置していました。そんな時にdream seedさんのブログにiPhoneとAndroidに同じ目的のアプリがあると紹介されているのを発見。早速、両方共入手しました。とりあえずはiPod TouchのJJY Simulatorを試してみると見事に同期出来ました。

イヤフォンをアンテナとして使用するので、一切の追加ハードも必要が無く、こんなことが出来るなんて想像もしませんでした(元アマチュア無線家としては、ヤラれた感一杯です^^)。

うれしいのは、普通に動かすだけでローカルな時間に調整されることです。これで私の電波時計を手軽に中国時間に調整することが出来ます。手動調整の面倒な手順は必要なくなりました。同期まで時間がかかるので辛抱強くまたねばなりませんが、手間は全くかからないのが素晴らしい。

油断すると何時の間にか日本の電波を拾って(上海は九州に近いので当然ですが、北京でも拾ってました)日本時間になってしまうので要注意ではありますが^^;

以前の記事にも少しだけ書いていますがGPSの無いiPod Touchでも街の中で現在地を表示することが出来ます。

タクシーで移動中の様子をアニメーション化しました。これを見ていただくとよくわかると思います。かなり正確にトレース出来ています。

これは街中に溢れているWiFiの信号を元に位置決めをしているそうです。Skyhook社のページでは明確に記述れてはいませんが巷に溢れているGPS搭載デバイスがWiFiアクセスポイントと位置情報の紐付けに役立っているような気がします。もっともアップルは最近になってSkyhook社ではなく独自の位置情報DBを構築しているという噂もあります。

上海の街の中でしたら、ほぼ問題なく現在地が表示できます。流石に少し郊外に行くとWiFi電波が飛んでいませんので、とたんに役立たずになってしまいます。また、iPod Touchが通信できないことには地図が取得できませんので3G電波をWiFiに変換するモバイルルーターなども必要です。

今さらながらiPod Touchを手に入れ持ち歩いています。特に目新しい話が有るわけでは有りませんが、一応気に入ったことなど書いておきます。

Retinaディスプレイ
ほんとに綺麗な画像でiPadと見比べるとiPadのギザギサ感が残念になってきます。 産経新聞アプリで二つ目の解像度で文字が認識出来るので随分と読み易くなりました。

薄い
以前と変わらず薄く美しい筐体は素晴らしいです。この薄さで大量のコンテンツを持ち歩けるなんて、カセットテープなウォークマン世代にとっては夢のようです。

GPS要らず!?
MiFiと共に持ち歩いているのでiPhone並にどこでもオンライン状態で使用できます。上海市内で持ち歩いて地図アプリを立ち上げるとGPSが無いにも関わらず、ほぼ正確な現在地を示す事が出来ます。これはWiFi電波と位置情報の関係をデータベース化する技術により実現しているようです。街中WiFi電波だらけだからこそなし得る技ですね。

カメラは残念
これでカメラがiPhone並とは言わないまでも、もう少し綺麗な写真が撮れれば完璧なんですが、残念ながら今ひとつです。もとよりパンフォーカスですし、とりあえず撮影できるという程度です。動画は良い感じですので、動画撮影専用のカメラと考えておけば納得は出来ます。

iPhoneを常用していないので何時からかは分かりませんが(おそらくはこの2週間くらいと思います)以前は現在地が正しく表示出来なかったiPhone/iPadの地図が正しい現在地を表示するようになりました。これでやっとAndroidやNokia S60の地図アプリと同様に使えるものになりました。

ズレる原因は中国地図の経緯度の体系がGPSで使用している物と異なっているためですが、以前から中国でも北京だけは補正されて正しい現在地を表示していました。最近のiPhone4の売れ行きからいずれどの地域でも対応するものとは思っていました。

最近、公開されたiPhoneのLatitudeアプリでは未だに現在地はズレた場所が表示されます。ただし後からPCでLatitudeの履歴を見ると正しい位置が分かったりもします。この辺りの事情については、いずれまとめてみたいと思っています。

追記)
– もしかすると北京、上海と都市毎に対応している可能性もあります。地域ごとのズレてるズレていないという情報がありましたらコメントいただけると幸いです。
– 同じ上海でもiOS4.0.1のままのiPhone4では地図がズレたままだそうです。最新ファームだけの恩恵のようです。以前のズレはJBしているiPhoneであれば修正可能です。詳しくは小龍茶館を参照ください。

追記2)
iPod Touchを購入したところiOS4.1が導入されていました。その状態では地図上の現在地が従来通りのズレを示していました。iOS4.2.1に更新後、同じ条件で現在地を表示すると正しい位置に変わっていました。

追記3)
コメントにて広州でズレることなく現在地を表示していると教えて頂きました。また、成都でも大丈夫であるとも聞いています。中国全土で正しい現在地が表示されているのかも知れません。

追記4)
福清市や厦門ではズレていたというコメントを頂きました。

我が家ではブラザーの複合機MFC-490CW(海外版なので日本の物とは型番が異なります)を使用しています。まさか、これがiOSデバイスと連携が取れるとは思いませんでした。今朝ほどマイコミジャーナルの記事でiPhone/iPadから連携出来ることを知り、早速試してみました。

AppStoreからBrother iPrint&Scanは直ぐに見つかりました。導入してからスキャンを試すまでに5分とかかりません。予めプリンターがネットワーク接続されていれば悩むところはありません。

印刷は写真のみをサボートしています。今後他のアプリとの連携によりPDFなどが印刷出来るようになることを期待します。

スキャンした物は写真に入れたり、iBooks, Evernotesやメールに送ることが出来ます。スキャンサイズは決まったサイズの中から選択します。PCでスキャンするときのようにプリ・スキャンして範囲の指定などは出来ません。

PC立ち上げすにスキャンしてEvernotesに放り込めるというのは、なかなか良いです。ブラザーの複合機を買っておいて、すごく得した気分です。^^

中国のwebサイトはフラッシュが多用されていたり、IEが必須などというサイトも少なくはありません。そのためiPadでの中国webサイトのブラウジングにはあまり期待はしていませんでした。

ところが、動画共有サイトにアクセスしてみると、調べた限り全てのサイトに置いてiPadでの再生がサポートされていました。これは、ちょっと驚きです。何れのサイトもPCでアクセスした場合はフラッシュで動画を再生しますがiPadでアクセスした場合はQuickTimeのストリーミングに切り替わります。

何時も動画の検索に使っている、百度の動画検索を開くとPCとは違うレイアウトの画面になります。百度自体もiPadに最適化されているようです。

http://www.qiyi.com/ という百度配下の動画サイトではiPadアプリも配布しています。App Storeは権利関係などにうるさいハズなので、どうなのだろうと思いましたが、どうもwebとアプリでは見える動画に差があるようです。

動画サイトが見えるというだけで我が家でのiPadの活躍が大いに見込めるようになりました。

iPad向けの画面を持ったアプリケーションを作成する都合で実機が欲しくなり購入しました。持ち歩く事はあまり無いと思うのでWiFiモデルを選択しました。

お約束ということで、まずはスタバに持ち込んで見ました。上海のスターバックスコーヒーには携帯電話でパスワードを取得する方式の無料無線LANがあります。以前、iPhoneのバージョンによってログイン画面が動作しないこともあったのでiPadでの動作を確認してみました。iPadのSafariにて全く問題なくログイン可能でした。

そんな訳で、またしてもアップルにお布施してしまいました。当分、こんな調子でアップル製品が我が家に増えていくのでしょうね。