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KKJConv-t for BlackBerry先日、ご紹介しましたムシ・ノ・シラセさんの10キー版KKJConv-tをBlackBerry用にパッケージしました。BlackBerryはフルキーボードを使用する端末なハズなのに何故10キーなのだと思われるかも知れません。

BlackBerryにはStormという全画面タッチパネルを使用した異色のモデルがあります。この機種はソフトウェア・キーボードを画面に表示して入力するのですが、フルキーボードは横持ち(ランドスケープ)の時にのみ現れます。縦持ち(ポートレート)した場合にはキャプチャー画像の用なテンキーしか現れません。縦画面でもフルキーボードがあるそうですが、小さくて実用的ではないそうです。

片手で操作するには縦持ちにするわけですが、この時に日本語入力を行いたいという要望にお答えするべくKKJConv-tをBlackBerry用にパッケージし直しました。

私の方では中身には一切タッチせずKKJConv-tとして公開されているjarファイルをそのまま使用してBlackBerry向けにパッケージしました。

普通的生活工作室のKKJConv にてダウンロード出来ます。簡単な説明もKKJConvページに書いてありますが、ここにも転記しておきます。

– 導入後Options/Applications画面にてKKJConvに対してCompatibility ModeをEnableにしておきます。

– KKJConvを起動すると10キーパネルが出ますので数字モードにロックして文字を入力します。

– 漢字の変換動作等には画面を上下左右になぞる事によって行います。 その他の動作に関してはMIDP版のKKJConv-tと同様です。

私自身はPC上で動作するエミュレータでの確認しか行っておりません。またStormの操作にも不慣れですので、前の記事にもコメントを頂いている岡目八目さんに実機テストをお願いしたしました。ご協力ありがとうございました。

2週間ぶりの更新です。今回の目玉は更新中の文章をKKJConv終了時に自動的に保管する機能と設定プログラム(KKJSetup)の搭載です。

[ テキストの自動保管 ]
KKJConvをE61で使用していると赤の通話終了ボタンを間違って押してしまい編集中の文章を失ってしまうことがありました。テキストの自動保管機能はKKJConvが終了する時に編集中のテキスト(漢字入力画面とコピペ画面合わせて1500バイト、約500文字まで)を保管し、次にKKJConvが起動する時に復元する機能です。この機能はKKJSetupにて無効にすることも出来ます。

[ KKJSetup ]
KKJSetupはKKJConvの設定プログラムです。KKJConvを導入すると自動的に導入される独立したプログラムです。現在のところ以下の設定が出来ます。
– フォントサイズ、漢字入力画面と記号入力パネルのフォントの大きさを選択。
– テキストの自動保管機能の有効、無効の選択。

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BlackBerry 7290ここしばらくBlackBerry7290を携帯電話として使ってきました。中国移動のプリペイドのSIMを入れて通話とKKJConvを使用しての日本語SMS端末としての活用です。これがなかなか調子が良いです。電話の機能をNokiaとかと比べると色々と負けてしまうのですが、基本は押さえています。色々と気が付いたことを雑然と書いておきます。

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BlackBerry対応のKKJConvを公開します(ブラックベリーで日本語し隊専用?)。

オリジナルのKKJConvをBlackBerry用にパッケージしなおしたものです(オリジナルのKKJConvにもBlackBerry用のコードが含まれています)。

[ BlackBerryでのユニークな操作 ]
– Symキーにて記号入力パネルを開きます。
– 記号入力パネルでの選択動作はダイヤルの回転およびAlt + ダイヤルの回転で行い Enterで決定です。キャンセルはエスケープキーです。
– 漢字入力モードでのショートカットはAlt+Oが追加、Alt+Pが新規コピーです。
– 漢字入力モードでの文字種選択はエスケープキーです。また、左シフトを押してエスケープを押すと、いつでも漢字モードに移ります。

導入は以下のURL(E61用プログラムというタイトルで何なのですが、、、)からkkjcbb083.zipをダウンロードしてください。
http://www.nkozawa.com/html/E61MyProgList.html

BlackBerry7290では少々辞書のサーチが遅いです。これのチューンが今後の課題です。

BlackBerry来る

blackberry.jpg似たようなデバイスが2台並んでいます。右側は言わずと知れた有名ビジネスツールです。最近は、中国の国内線の空港などでも使っている人を良く見かけるようになった(ほとんど西洋人ですが)BlackBerryです。そのBlackBerry 7290がやってきました。KKJConvがとりあえずBlackBerryで動いているのは山根さんReveilさんが紹介されていますが、それをもっと完璧なものにすべくRevielさんが貸してくれたものです。

最初7290でKKJConvの立ち上げ中にエラーが出て使えなかったのですが、デバイスのフゥームウェアを更新したら、あっさり動くようになりました。使用感はまずまず良い感じです。KKJConvに限らずMIDPプログラムの起動はとても速いです。ただKKJConvの辞書読みの時間がE61に比べると遅いです。このあたりチューンする必要があるかもしれません。

操作性とかの検証のためには使いこまなければなりません。そこでBlackBerryに普段使っている上海移動のSIMカードを入れて携帯電話として通話とSMS用のデバイスとして使っています。私も最近まで知らなかったのですが、BlackBerryとしての契約が無くても普通の電話として使えるところが面白いです。電話帳とかもIntellisyncで色々ところから持ってこられるので初期設定も全く不自由なく終わりました。さすが世間に認められたビジネスツールです。