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Deviation化したWalkera Devo 10をTinyWhoop Inductrix FPVにBindして飛行することは簡単に出来ました。しかしながら3D飛行(アクロバット飛行)を可能にするAcro Modeを使用するためには設定ファイルを用意する必要があります(ちゃんと分かっていればRC上の操作だけで設定出来るのかも知れません)。その手順について記述しておきます。

[ iniファイルの準備 ]
「Tiny Whoop をはじめてみた ~ BLADE inductrix 入手」という記事に貼り付けられているinductrix.iniの内容をテキストファイルに保管して使用させて頂きました。

[ iniファイルの書き込み ]
– Devo10をUSBストレージとして起動する (Entキーを押したままで電源を入れます)
– PCにUSBケーブル(最近のMicro USBでは無くmini USBケーブルが必要です)で接続します
- TEMPLATEフォルダーにinduxtrix.iniを書き込みます。
– PCからUSBストレージとして認識されているDevo10を正しくEjectしDevo10の電源をオフにすれば完了です。

[ 書き込んだtemplateで設定する ]
– Model menu/Model setup
– Fileの所でL/RキーでTemplateを選択
– UP/DNキーで”inductrix FPV”を選択すればOKです。
あとは通常通りBindすれば飛ばせます。

[ 実機での設定 ]
設定には2つのスイッチが定義されています。右上にあるFMODスイッチで舵の効き具合を変更します。FMOD1で舵の効き具合が緩やかになります。
もうひとつはスロットル用のトリムで、これを上に上げることによりスタビライズモードとアクロモードの切り替えが出来ます。ただし、一回押したら必ず切り替わるわけでも無いようです。本体右側の赤いLEDで確認するのが確実です。LEDが消えていればスタビライズモード、点灯していればアクロモードです。

スタビライズモード

アクロモード

スタビライズモード, Auto Level Modeではスティックを中央に戻せば(スロットルを除く)機体は停止してなるべく水平になるように制御されます。アクロモード, Acro Modeでは、この水平にしようという制御が全く働きません。前進しているあるいは横方向に傾いて横滑りしている機体を停止させるには反対方向の当て舵を打つ必要があります。このため、全く操縦方法が異なりますし難易度はずっと高くなります。だいぶ練習して室内でスピードを出さなければ何とか飛び回れるようになりましたが、ちょっと油断するとどこかに激突しています。果たしてアクロモードでレースなど出来るようになるのかどうか自分でも分かりません。本当の目的のアクロバティックな飛行(フリップなど3Dと呼ばれる技)については、機体のパワーが不足しているので室内では無理かもしれません。そのうちモーターを強化して屋外で試してみたいと考えています。

Walkera Rodeo 110と一緒に購入したDEVO 10をTinyWhoop Inductrix FPVでも使用するためにDeviationというファームウェアを導入しました。

本来DEVO 10はWalkeraの製品ですしWalkeraの専用プロトコルしかサポートしていません。そこにDeviationというファームウェアを導入することにより各種プロトコルに対応させることが出来ます。ただし柔軟性が出るということは、ややこしくなることでもありますので、それなりの覚悟でのぞまねばなりません。面倒な場合は、それぞれに専用のRC送信機を準備した方が無難です。

[ 今回実現出来たこと ]
– Rodeo 110の通常の飛行。ただし時間が無く、まだ十分なテストは出来ていません。とりあえずホバリングは出来ました。
– Blade Inductrix FPV(コピー品かも)の通常の飛行。これはかなり快適に飛ばせています。

[ これから調査して実現したいこと ]
– Rodeo 110のアクロバット飛行モードの実装
– Blade Inductrix FPVのアクロバット飛行モードの実装

[ Deviationファームウェアの導入 ]
Deviationサイトにマニュアルがあるので、それに従います。2つの導入方法が書かれていますが、私はWindowsにDFU USB DriverとDfuSe USB Upgrade Toolというプログラムを導入して行いました。手順については、うろ覚えなこともありますが、ちゃんとマニュアルを見ていただくのが確実で良いと思います。

mini USBケーブルが必要です。

[ 設定 ]
通常の飛行モードを設定するのは難しいことではありません。正しいプロトコルを選びバインドIDをブランクにするだけです。

Rodeo 110の設定

設定を試す時には必ずプロペラを外して行います。わたしは一度失敗して、バインドしてすぐに急上昇してびっくりしたことがあります。スロットル操作でただしくモーターが回ることを確認するまではプロペラは外して置くべきです。急に飛び出さない自信がついてからテスト飛行に挑みましょう。

Defaultはこんな感じ

Defaultの設定からFixed IDをNoneにするだけで飛ばせます。
設定メニューは、ENTでmain menuを出し、Model menu/Model setupで出せます。

Inductrix FPVの設定
Defaultの設定からProtocolをDSMX, Fixed IDをNoneにするだけで飛ばせます。
設定メニューは、ENTでmain menuを出し、Model menu/Model setupで出せます。

[ バインドの方法 ]
設定メニューのBindもしくはRe-Initを実行すれば機体とのバインドが出来ます。


凝った動画編集とかはしないので今まではmacOS付属のiMovieをもっぱら使用していました。タイトルの大文字小文字問題以外は、さほど不満も無かったのですが、将来的にmacOS以外で動画編集をすることも考えて調査している時にDavVinci Resolveに出会いました。有料版でもmacOS, Windows, Linuxで共通のライセンスが使えるらしいです。そこそこ高いのですが、これは大きなメリットです。AdobeのCreative CloudもmacOS, Windowsの両方が使えるのですが、中国には個人向けCreative Cloudがありませんでした。またLinux版の有無というのも大きな差です。

とりあえずmacOSのストアに入っている無料版を試してみることにしました。かなり高機能ですが、極めて単純な機能しか試せていません。それでもかなり気に入りました。iMovieで不満に思っていたタイトル、字幕の自由度の高さだけで使い続ける気になります。

最初はどうやったら素材動画を読み込むのかわからずに、しばし悩んでしまいました。作業全体の流れが分かってしまえば、あとはなんとかなります。

プロジェクトを開くと最下段にアイコンが並んでいるのが分かります。それが大きな作業フローに対応しています。まずは一番左の「メディア」というアイコンでメディアストレージから必要な素材をプロジェクトに追加することから始まります。基本的な作業だけだと、次に「エディット」タイムラインの作成。出来上がったタイムラインを「デリバー」でレンダリングするという流れになります。

フリー版の制約は色々と有るのでしょうが、とりあえずコーデックH.265が使えないことがちょっと残念です。フリー版にもH.264は有るので、それを使用していますが、やはり新しい圧縮効果の高いH.265を使ってみたいです。その他の部分については、私のようにドローンの紹介ビデオをYouTubeにアップロードするだけであれば無料版で十分だと思います。

Mac miniとMacBookを持っていて、古くなったMac miniでは4K動画のプレビューもままならないので、動画編集はMacBookで行っています。MacBookにてDaVinci Resolveで動画の切り貼りは問題なく行えますが、タイトルを追加するととたんにタイムラインのプレビューがカクカクになってしまいます。動画自体は作成出来るので我慢して使っていますが、やはりもう少しパワーのあるPCが欲しいところです。

[ 注意 ] 日本で飛ばすにはRC送信機は技適があるものを使用する必要があます、またFPVについてはおそらく送信出力が10mWを超えていますのでアマチュア無線局の開設が必要となります [ 注意 ]

FPV飛行がしたくてRodeo110を購入したもののパワフルで飛ばす場所を選ぶため、なかなか練習が出来ません。そこで室内でFPV飛行を楽しむために、以前より注目していたTinyWhoopのFPVに挑戦することにしました。TinyWhoop系はFPVの無いJJRC H36を持っていますので、手軽さと丈夫さは良く分かっていました。手のひらに乗るサイズながら操縦しやすく室内を自在に飛び回ります。

H36にカメラを載せることも可能ですが、電池も小さいし性能的に今ひとつなので定評のあるInductrix FPVを入手することにしました。中国の通販で手に入れたものは、ちょっと正規品とは違うみたいです。それでも飛行そのものは全く問題ありませんし、少々安価でしたのでよしとします。

この機体はBNF (Bind and Fly)と呼ばれ機体だけで販売されているものです。これにRC送信機とFPVゴーグルを組み合わせて完成です。

RC送信機はRodeo110用に持っていたWalkera DEVO 10を改造して使用することにしました。WalkeraとBlade Inductrixではプロトコルが違うので、そのままではバインドすることは出来ませんがDEVO 10のファームウェアを社外品のDeviationというものに書き換えることにより各種プロトコルに対応させることが出来ます。これについては、また改めて書きたいと思います。簡易型のRC送信機と違って、ちゃんとした送信機のスティックで操作するのは微妙な操作も出来るので、ほんとうにお薦めです。

機体の安定性と操縦性の高さには驚きました。高度の維持だけ出来るようになれば、さほど神経質にスティックを動かさなくてもホバリングで位置をキープ出来ます。あっという間に部屋の中でぐるぐる旋回して飛び回せるようになりました。

FPVゴーグルは定評のあるFat Sharkを使います。FPV性能は申し分なく屋外で飛ばしてかなり遠く(軽く50m以上は離れていたと思う)に行っても安定した鮮明な映像を見ることが出来ました。

ゴーグル無しでしばらく飛ばしたあと、いよいよFPVゴーグルを装着して飛ばしてみました。Rodeo110では、まともに飛ばせた事が無いのにInductrix FPVではすぐにゴーグルでの飛行が出来ました。下のビデオはFPV飛行初日の映像です。FBのドローン友達にFPVで飛ばす方が楽だと言われたことが、やっと実感出来ました。

まだまだレースをやっている人のようには飛ばせませんが、練習を重ねています。そんな練習の様子をビデオにしたものです。

ほぼ無風の日に屋外飛行にも挑戦しました。木々の間を飛ばすのはかなり面白かったです。モーターを強化した屋外用のTinyWhoopも作りたくなりました。あ、その前にRodeo110の練習しなきゃ。

ドローンをFPV飛行(ドローン視点での操縦)に使用する定番のゴーグルであるFat Sharkを入手しました。もともとWalkeraのゴーグルを使用していましたが、どうも故障したもようなので評判が良い、というかFPVの紹介ビデオのほぼ全てに登場するFat Sharkを入手することにしました。Fat Shark DominatorにはHDが付く高級機もありますが、どうもそちらでなくても大丈夫そうということでFat Shark Dominator V3にしました。

[ 受信機が無い]
映像を見ようとすると、何故かFPV映像が写りません、というよりアンテナも付いていない事に気づきました。ということで外部からビデオ信号を入力してディスプレイが表示されることだけを確認。すぐに受信機と近視用の視度調整レンズをオーダーしました。

受信機は色々と種類がありますが、無難に純正品であるFSV2455をオーダー。視度調整レンズは三種類の度数がセットになったものがあるようで、適当な店に発注。

追加で必要なモノ

  • 受信機
  • アンテナ (受信機に付属の場合もあるかも)
  • 近視の人は視度調整用レンズ(Giopter Lens)

[ FSV2445受信機の設定 ]

カバー外してコネクターに差し込むだけですが、受信機のバンド設定を変更するためのDIPスイッチをアクセスするためには本体に装着する前に受信機自体のカバーを外しておきます。写真はBAND Aに変更した状態です。

受信機にはアンテナが付属していません。Walkera Goggel4に付いてきたアンテナをそのまま使用しました。上がOMNIと書かれているので無指向性アンテナ、下はDIRECTIONALということで指向性のある平面アンテナ付けました。

本体下にあるRXスイッチを1にすると受信機が本体のアナログ入力に接続されます。自動スキャンしているのか、この状態でCHスイッチをいじること無く、手持ちの2つのドローン、Rodeo110とIndustrix FPVの映像を見ることが出来ました。

Walkera Goggle4よりはるかに良い画像です。コントラストが大きく鮮明に見えます。

[ 録画 ]

Fat Shark Dominator V3にはMicro SDカードスロットがあり録画を行うことが出来ます。

まず電源を上げるとMicro SDカードスロットの近くの赤いLEDが光ってしばらくすると消えます。その後、右側上の黒いスティック状のRECORDスイッチを長押しすると再びLEDが光り準備完了です。もう一度、同じスティックを押し込むと録画が開始されLEDが点滅します。もう一度押すと停止です。

せっかくDJI Sparkで360度の全景写真が撮れるようになったのでぐるぐる回せるようにしたいと思います。何をすれば良いかはネットを調べていると分かってきますが、日本語でまとまった情報は見当たりませんでした。英語では以下のページがよくまとまっていますが、これも若干の補足が必要です。

I would like to explain how to make 360VR picture for Facebook from DJI Spark spherical pano pictures. I found a following page, but I still think that it is good idea to explain in detail.

How to Make a 360 Photo with Your DJI Mavic Pro Drone

なるべく分かりやすいようにまとめてみたいと思います。

[ Facebookが360度VR写真として認識するための条件 / Conditions to recognize JPEG file as 360VR by Faceboook ]

  • 縦横比2:1のJPEG画像 / JPEG picture with 2:1 aspect ratio
    円筒図法で描かれた世界地図のイメージです。最初、なんとなく2:1かと思いましたが、横方向は360度、縦方向は天頂から足の下までの180度を平面に展開したものになりますので縦横比2:1は自明です。/ It looks like cylindrical projection world map. You may understand why aspect ratio needs to be 2:1, because 360 degrees for horizontal line and 180 degrees for vertical line.
  • JPGのExifで属性の”Make”が”Ricoh”,”Camera Model Name”が”Ricoh Theta S”であること / JPEG file has exif attribute “Make” = “Ricoh” and “Camera Model Name” = “Ricoh Theta S” 
    Thetaに偽装することによりFacebookあるいは他のアプリケーションに360VRとして扱ってもらいます。/ This is just pretending Ricoh Theta picture.

この条件に適合するJPEG画像を作り出すことが本稿の目的です。

Objective of this article is making JPEG file to meet above conditions.

[ 手順 / Procedure ]

  1. DJI SparkのSDカードからPCに写真をコピーします。360度パノラマの場合DICM/Panorama/ フォルダー下のサブフォルダーに46枚の写真があります。Copy 46 pictures from subfolder under DICM/Panorama of DJI Spark SD card to your PC.
  2. Microsoft Image Composite Editorで結合します。/ Stitching 46 pictures by using Microsoft Image Composite Editor.
    – New panorama from images – 46枚の写真を選択 / Select 46 pictures
    – IMPORT – Simple panorama, Auto-detectを選択してNEXT / Select “Simple panorama” and “Auto-detect” then hit NEXT
    – STITCH – Spherical、Auto orientationを選択してNEXT / Select “Spherical” and “Auto orientation” and hit NEXT
    – CROP – (Auto completeを実行)、No cropを選択してNEXT / (Execute “Auto complete”), select “No crop” and hit NEXT
    – EXPORT – Image/Widthを10000に変更してExport to disk / Change “Image/Width” to 10000 and perform “Export to disk”

    オリジナルのWidthは19546 pixels, Heightは7191 pixelsになっています。ちょっと大きすぎますので、あとの処理も考えて分かりやすいようにWidthを10000に変更して書き出します。

    Original width is 19546 pixels and height is 7191 pixels. It is too large for web applications. Let reduce the width to 10000 here.

  3. 縦横比の調整 / Adjust aspect ratio
    前のステップで出来上がった写真は横幅10000 pixels、縦が3696 pixelsほどになっています。この縦方向を5000pixelにする必要があります。元々の写真で縦のpixelが足りないのには理由があります。それはSparkのカメラは上の方向に向けることは出来ないため天頂周りの画像が抜けているからです。
    好みのツールで調整を行ってください。わたしは古いAdobe PhotoShop Elementsを使用してキャンバス・サイズの変更で調整しました。この時、オリジナルの画像が下に配置し追加したキャンバスが上に来るようにします。/ Now we have JPEG picture which has 10000 x 3696 pixels. We need to adjust this to 10000 x 5000 pixels. What is lack of 1304 pixels for vertical size? The reason of this answer is Spark can not move a camera to above. So, we need to add 1304 pixels in top of the picture. I use canvas size modification function of Adobe Photoshop Elements.出来上がった画像で地平線が中央にあることを確認します。

    Horizon should be at center of the picture.

  4. exifの変更 / Modify exif
    わたしはexiftoolというコマンドライン・ツールを使用して必要な属性を追加しました。コマンドは以下のようになります。WindowsであればExplorerからJPEGファイルのブロパティ/詳細で”カメラの製造元”と”カメラのモデル”で変更することも出来ます。I use exitftool command to modify exif. Command example is following. You also can use Windows/Explorer property window to modify exif attribute.exiftool -Make="Ricoh" -Model="Ricoh Theta S" DJI_0245.jpg

[ 活用方法 / Usage  ]

  • Facebookにアップロードすると360度写真として認識されます。PCならばマウスで、携帯電話だとVRとして携帯電話の向きを変えることで好きに方向の景色を見ることが出来ます。
    Just upload the picture to the facebook. Then you can manipulate the picture as 360VR mode.
    -> 投稿のサンプル / Sample facebook entry
  • PCのRICHO THETAアプリケーションに読み込むと大画面で詳細な画像を操作したり回転させたり出来ます。
    You can use RICHO THETA application on the PC to enjoy the 360VR picture by using big screen.
  • 携帯電話のTHETA Sを使用すれば画面の操作をするだけではなくGoogle Cardboardや同様のVRメガネを使用してVR体験出来ます。これは試してみるとかなり凄いです。
    You can use VR glass like Google Cardboard by using THETA S mobile application.
  • 携帯電話のTHETA+で様々な編集をしたりアニメーションを作成したり出来ます。
    You also use THETA+ mobile application to edit or make animation from the picture.
    -> 投稿のサンプル/ Sample
  • Google Photosもアップロードしておくとしばらくしてから回転できるパノラマ写真として認識されます。 / Google Photos also recognizes the picture as 360VR some time later.

Android版のDJIGO4もv4.1.15(+firmware v01.00.0700)になりSparkにSpherical Panoモードの撮影が出来るようになりましたので、さっそく試してみました。

以前に追加された180度パノラマでは21枚の写真を自動的に撮影しましたが、スフィア・モードでは全景を写すために実に46枚もの写真を撮ります。そのため100秒ほど時間を要します。テストのために露出を変えて4回撮影したところ、ローバッテリー・アラームが出てしまいました。さすがにSparkのバッテリーでは、何枚もの全景写真を撮るのは難しいです。

[ 露出 ]
自動露出の場合、一枚目の撮影が基準になります。この時、空の部分が多いため、地上部分が露出不足になりがちです。マニュアルで露出設定を行う方が良い結果が得られると思います。

[ Stitch/結合 ]
180度パノラマまでは、とりあえずDJIGO4にダウンロードすると自動的に結合され、その場でSNSにシェアを行うことが出来ました。スフィアでは、今のところDJIGO4ではあまり上手に結合してくれません。

そこで活躍するのはMicrosoft Image Composite Editor(以下ICEと呼びます)です。ICEは自動的にほぼ完璧な写真の結合を行ってくれます。360度パノラマらしい作例として地上の風景を円形に表現するにはSTITCHのProjectionでFishEye, StereoGraphicあるいはOrthoGraphicを選択します。地平線を円形にするためには視点を調節します。

わたしはビルの高さが際立つStereoGraphicが気に入っています。

DJI Spark Spherical Pano - Shanghai, China

必ずしも46枚の写真をすべて使用せずにICEで見栄えの良い部分だけを切り取って一枚の写真にするのも良い使い道かもしれません。一枚物の写真は別として、パノラマ合成をするのならば、一気に全部撮ってしまい、あとからどの方向を切り取るかを考えれば良いので楽な気がします。

下の写真は、上の円形写真とは別テイクですが、ほぼ同じ写真の一部をICEで抜き出したものです。もともと複数写真の合成ですので、一部といえども解像度は高いです。

DJI_0245_crop

FacebookなどでVR風に動かせる全方位写真としてアップロードする方法もあります。これについては長くなるので、次のエントリーで紹介します。

最近のカメラレンズが2つ搭載された携帯電話の特徴のひとつとして被写界深度エフェクトを自由に変更出来る機能があります。以前から、その機能が正しく働かず、フォーカスしたい部分が背景と同化してしまう作例が度々紹介されて来ました。TwitterでiPhone 8 Plusでペットボトルのポンジュースで蓋の部分が背景と同化している画像が流れて来たので改めて、この現象について考えてみました。

被写界深度エフェクトとあえて”エフェクト”と書いているように、レンズの焦点距離と絞り値による本当の被写界深度ではなく、何かしらソフトウェアによる処理を行い被写界深度エフェクトを得ていることは間違いありません。それ故にエラーも発生します。では、どういう時にエラーが発生するのかをHuawei Mate9にて実験を行いました。

実験に使用したのは中国版のHuawei Mate9でWide Aperture Modeにて撮影しました。

2つのカメラの僅かな視差で距離を見極めbokeh(英語でボケのこと)具合を調整しているではないかと想像し、被写界深度エフェクトのエラーを作り出してみました。エラーを出やすくするために携帯電話と細い棒とが平行になるようにして撮影しています。

被写界深度エフェクトが強く出るように調整して細い棒の部分をタップすると背景にフォーカスが行ってしまいました。棒自体もあまりシャープに写っていませんが下の瓶と棒が被っている部分と背景に棒が写っている部分の境目に注目すれば、被写界深度エフェクト処理のエラーであるのは明確です。

二枚目の写真では被写界深度エフェクトが問題なく処理出来ています。撮影条件および被写界深度エフェクトの設定方法はほぼ同じです。唯一違うのはポートレート(縦持ち)かランドスケープ(横持ち)の違いです。Mate9のカメラは縦並び(携帯電話を縦にもったときカメラの並びが上下)になっています。その為、縦長の物を撮影する際にポートレートでは視差が出にくいのではないかと想像できます。それを意識すれば、被写界深度エフェクトのエラーを出にくい撮影が出来るのではないかと思います。もっとも私自身は、エフェクト効かせすぎてしまいがちなので、このモードはほとんど使っていません。

で、先のポンジュースの例に戻ってみると縦長の写真になっています。iPhone 8 Plusのデュアルカメラは横並びだし、わたしの仮説がiPhoneには通用しないのかも(画像がクリップされている可能性もあるけど)。
最初、ペットボトルの蓋も丸みがあるので視差が生じないと思ったのですがMate9ではどうやってもペットボトルの蓋でエラーは発生しませんでした。ということで、iPhoneでのエラー発生メカニズムは別物かも知れません。

iPhone持ちのかたの検証を求む。

Rodeo110の5.8GHzアンテナをクローバーリーフ・アンテナに換装してみました。もともと付いているのは下のような地味なアンテナです(中央のアンテナ)。これでも特別に問題があるわけではありませんが、FPVドローンでよく見かけるクローバーリーフ・アンテナにすると多少は電波の飛びが良いのではないかと思いました。

入手したのは下のようなもので、ちょっとオシャレな色付けがされています。

こんなコネクターが付いているものであればOKです。同軸ケーブルの長さは7cmの物がちょうど良いです。

本体の上蓋をとり、コネクターブロックの下にあるネジを外します。コネクターブロックに付いている電源コネクターや2.4GHzアンテナは、そのままでコネクターブロックを浮かすことが出来ればOKです。

コネクターブロックを浮かして、元の5.8GHzアンテナを抜き取り新しいアンテナを挿入します。

同軸ケーブルのルートはネジ穴の外側にします。

出来上がり。

鉄筋マンションのためか、もともと家の中でもFPV画像が見えなくなるデッドポイントがありました。それが改善すれば大成功と思ってテストしてみましたが、新しいアンテナでもまったく同じ結果でした。それでオリジナルのアンテナに戻しましたが、換装後の写真も可愛らしいと評判が良いのでまた付け替えて見ようかと思います。

まだ全然、ちゃんと飛ばせていないRodeo110ですが、ドローン友達の勧めも有ってカメラを交換することにしました。この改造は多くのRodeo110ユーザーが行っているものでRunCamのカメラに換装します。これにより広角でより良い画質の映像をFPVで得られるようになります。

新規に用意したカメラはRunCam Micro Swift 2.1mm NTSCというものです。私が買ったサイトによるとNTSCとPAL、レンズも2.1mmと2.3mmがありました。わたしはより広角な2.1mmを選択しました。

オリジナルのカメラと新しいカメラでマウント幅は同じですが、体積が随分と大きくなるので単純な置き換えは出来ません。そのため色々と部品を削ったりしなければなりません。次のYouTubeビデオの内容を参考に作業を行いました。

まずは元々付いているカメラを外します。機体の構造はややこしくはないので、いくつかのネジを外せば簡単にカメラを外すことが出来ます。

マウント部分の幅はRunCamも同じなので、とりあえずそのまま取り付けます。メイン基板にぶつかるのでやや上向きになりますが、これがちょうど良い角度です。

付属のケーブルを使用しますがピン配置が違うので赤い電源線と黄色のビテオ信号線を基板側で入れ替えます。二つ目の写真が完成図です。カメラ側には2つのコネクターがありますが外側のビデオ信号がある方だけを使用します。
 

上の蓋がカメラにあたるので短くします。寸法はざっくり写真で見たとおりにすれば大丈夫です。グラスファイバー製ですので金ノコがあれば簡単に切り取ることが出来ます。
 

この状態で動作確認を行いました。見た目にこだわらなければ、このまま飛ばしても大丈夫な気がします。カメラの基板が露出しないタイプであれば、わたしもこのまま飛ばすことにしたかも知れません。下にあるビデオは、この状態で飛ばしたものです。カメラの角度は、ほとんど調整出来ませんが、概ね良好な位置になりました。やや上向きに見えますが、この状態で水平に置いて床も見えますし、前進飛行の際にはかなり前傾姿勢になるので、これくらいでちょうど良いはずです。

赤いフロントカバーを取り付けるためには、この部品をなんとか戻さなければなりません。これが結構苦労します。

まず下の丸い足を切り取り、カメラのコネクターが当たる部分に穴をあけ、全体的に薄くします。小さなプラスチック製ですが、一番多用したのは金ノコです。あとはリューターがあると便利です。実際に取り付けながら、当たる場所を削り取っていき、最終的には下のような形状になりました。これでも組み立ての時はかなり無理をしながらネジを締めねばなりませんでした。

赤いフロントカバーも中央の突起部分が邪魔になりますので切り取ります。

以上で完成です。組み上がってみると、そこそこちゃんと出来ているようにみえます。

カメラ換装前と後の動画の比較ビデオです。画像がシャープになっているのと何と言っても圧倒的に広角になっているのが分かります。FPVの経験はまだほとんどありませんが、オリジナルカメラの画角では飛ばしにくいと思います。